学校の話

いろいろと難しいね。

追記

一年前のエントリーだけどこういうとんがった学生が上のような感想を抱かないようにするためにどういう対策をとったのだろう?同じような人が複数人いること、また、その人たちが自主性を発揮できる場を用意していることがポイントなのだろうか?

 沖縄高専は9年前に作られた新しい学校である。開校当初から入試倍率も比較的高く優秀な学生が入学してきたが、総じて優等生タイプでとんがった特徴が薄く面白みにかけていた。そこで、情報工学に強い適性をもっている中学生を優先的に入学させるために、メディア情報工学科は独自の入試『専門実習入試』を導入した。

専門実習入試は受験生に実習形式の授業を行い、実習内容に関するテストを実施して合格者を選抜する入試である。実習の内容は中学生にとって初めて触れるものなので、新しいことに対する理解力やセンスを問うのが特徴である。中学での成績については一定水準を満たしていることを確認する程度で、オール5だからといって合格しやすいとはがぎらない。あくまで、実習での成績を重視する入試を実施し、毎年6,7人の専門実習入試で入学してくる。

思惑通り、専門実習入試でとんがっているヤツが入学してきた。専門実習入試で入学した学生は当然のようにICT委員会に入ってくる。その結果、今のICT委員会の主要メンバーは専門実習入試で入学した学生が占めている。