「過労死ラインは月に残業80時間」と東京新聞の特集で紹介され話題に - ライブドアニュース
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当たり前ですが職種によりますよね。残業0時間でも肉体的・精神的にギリギリの仕事もありますし、残業150時間でもさほど体に負担なく楽しく過ごす仕事もあります。
時間で区切らざるを得ないとは思いますが、それで画一的に判断し、見えなくなるものがあると危険ですよね。ここで言う「過労死ライン」とは、厚生労働省通達「脳・心臓疾患の認定基準の改正について」を構成する一要因に過ぎません。
その「長時間の過重業務の有無」を判断する一つの基準として「発症前1か月間におおむね100時間又は発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合」という基準が示されています。その基準が独り歩きし、いわゆる「過労死ライン」として月80時間の残業ということになっています。
他にも、「不規則な勤務」「拘束時間の長い勤務」「出張の多い業務」「交替制勤務・深夜勤務」「作業環境(温度環境・騒音・時差)」「精神的緊張を伴う業務」といった要因を、過重負荷の有無を判断する要因として挙げています。決して時間のみで過重労働を判断しているのではありません。
それにしても、長時間労働の不幸自慢、何とかならんものですかねぇ?
こういうのが多いと、ムダに労働時間が長くなり、そうした非効率に周囲も巻き込んでしまうことにもなりかねないのですが。
参考サイト:厚生労働省「脳・心臓疾患の認定基準の改正について」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0112/h1212-1.html