Viber買収の先にあるのは、世界のスマホ電話番号が楽天会員ID化する世界? -INTERNET Watch
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楽天をはじめ、CCC、Google、Amazonなど、自社のIDを主力商品で牽引して囲い込み経済圏を作ろうとしている。ID、決済に続いてコミュニケーションを抑えるのが最近のとれんどか。
映画「サマーウォーズ」では、全世界の人は何の疑いもなく仮想空間OZに支配されていた。でも、現実世界では一つIDによる統一的な世界は、受け入れられないと思う。
いつか、囲い込みの経済圏の揺り戻しからID Freeな考え方が来るんじゃないかと。
思考実験として書いてみる。買収が効果生むためには、特にECの成功が必要。下記がユーザープロフィールだが、楽天は世界のこれらの地域でまだ十分に展開できてない印象。ECチャネルとして認知され確立するには時間かかり、一方ユーザーはメリットなければ逃げてく、既存ユーザーを取り込む体制が不十分ではないか(→追加的にEC企業買収?)。またECが魅力だとすれば、自社でスマホアプリ作るのと何が違うのか?今からさらにViberをECに適したものに変えて、とやっていると、結局時間は買えないのではないか?
『一方、Viberはすでに世界中に3億人の登録ユーザーがおり、それは日本や米国、アジアに限らない。2013年12月8日時点の地域別内訳は、アジアが31.2%を占めて最多だが、次いで多いのが西欧の24.1%だ。以下、中東の12.3%、中南米の9.8%、東欧の8.7%、北米の8.3%、アフリカの5.6%となっている。』買収先としてはLINE、カカオトーク、WhatsAppなども有力候補だったというが、その中でViberは電話番号をIDとして用いる点や音声にも強いとうことで「競合とはひと味違っており、飛び抜けていた」という。
なるほど。IDによる経済圏の競争は更に激化しそうだ。
