グーグル、稼ぐモードへ。4つの動向
コメント
注目のコメント
グーグルは以前から、事業ポートフォリオに関しては70-20-10ルールという指針を設けていたと聞きます。
すなわち、リソースの70%をサーチやアドといった中核事業に充て、20%を本業の延長上の事業、例えばGmail、Map、Earthといったプロダクトの開発に充てる。残りの10%のリソースをMovies、orkutのように、中核事業とはほぼ関係のない事業に充てるというとのです。
アルファベットへの再編はこうした事業ポートフォリオの拡充、構築がよりやりやすくなるための体制作りと捉えています。
圧倒的な稼ぎ頭の事業があるからこそ為せることですが、技術だけでなく事業展開という観点でもアルファベットは興味深いですね。グーグルの今をまとめました。アルファベット社で見れば多角的でも、グーグルに限れば非常にシンプルになったと感じます。
手堅いなかで、多少実験的に感じるのが、YouTube、Google Play Musicまわり。壮大な一本足打法。
広告頼みの中でも、検索が圧倒的でそこにディスプレイと動画がどこまでいくか。
モバイルのディスプレイは期待はずれ。単価やすく、新しいフォーマットに対応できない。DSPなど運用型広告は圧倒的シェアを収益インパクトに加えられていないし、モバイルでは在庫シェアさえ握れていない。
動画も単価が上がらず、在庫も爆発的には増えない。
広告は苦戦。