ドジャース、「大谷翔平効果」で年俸110億「回収」…新規スポンサー契約12社、他チームも累計23億の恩恵…米経済誌報道
世界最大の経済誌「フォーブス」は9日の電子版で、調査会社「スポンサーユナイテッド」の調査によると、ドジャースは大谷翔平選手の加入で日本を拠点とする企業12社と新規契約し、7000万ドル(110億円)の増収となったと伝えた。7000万ドルは大谷の年俸に当たり、チームは年俸を「回収」できたことになる。 さらに、ドジャースの相手チームも「大谷効果」の恩恵を受けた。ドジャースが遠征に訪れた対戦で、日本のブランドが看板広告契約を結ぶことで、累計約1500万ドル(約23億6000万円)の収益を得たと推定されるという。同誌は「スポンサーユナイテッド」CEOのボブ・リンチ氏が「大谷選手がアウェーで試合をするたびに、どのバックネットを見ても、例えばオリオールズ、ヤンキース、そのほか、彼が対戦するどのチームとも日本のブランドを目にすることができる」と語ったと報じた。 大谷は23年オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1104億円)で契約。年俸7000万ドルとなるが、大谷は契約金の97%が後払いとなる異例の契約で、昨季は200万ドルしか受け取っていない。
中日スポーツ