山陽新幹線で乗客が非常ボタン 車掌に切符の問い合わせしようと
5日午後0時50分ごろ、山陽新幹線岡山駅構内に停車中だった新大阪発博多行きこだま849号の車両内で非常ボタンが押された。乗務員が車内を確認したが異常はなく、約20分遅れて発車した。 JR西日本によると、車両内にいた乗客が車掌に切符の問い合わせをしようとして、非常ボタンを押したのが原因だという。このトラブルで、上下14本に最大23分の遅れが出て、約6600人に影響した。 JR西の担当者は「非常ボタンは緊急時に備えたもの。ボタンは押さず、車掌を探して、直接問い合わせをしてほしい」と話した。【高木香奈】