有馬ゴール直前で「こんな表情してたんだ!!」 ハナ差激闘の横で…一瞬見た56歳名手の無念が話題
第69回G1有馬記念
中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で行われ、戸崎圭太騎乗の5番人気レガレイラ(牝3・木村、父スワーヴリチャード)がハナ差の大接戦を制し、優勝した。勝ち時計は2分31秒8。3歳牝馬としては64年ぶりの勝利という快挙を達成した。ゴール前、最後まで踏ん張っていたダービー馬の鞍上が悔しさをにじませた表情がネット上に拡散すると、ファンから「こっちまで泣けてきます」「初めて見たかも」といった声が上がっている。 【動画】「こっちまで泣けてくる」 有馬ゴール直前、56歳名手が横を見た実際の映像 逃げ馬不在で今年のダービー馬ダノンデサイルがスローペースで引っ張る展開。3、4コーナーからペースが上がり、直線に向くと好位の内につけていたレガレイラが抜け出し、外から来て併せ馬の状態となったシャフリヤールと叩き合いに。2頭並んだままゴール板を駆け抜けたが、写真判定の末、ハナ差でレガレイラに軍配が上がった。 勝ったレガレイラに脚光が浴びせられる中、ネット上にはあと80メートルのところでまで先頭に立っていたダノンデサイルが2頭にかわされた瞬間の56歳・横山典弘騎手の表情をとらえた写真が拡散されて話題に。馬上から一瞬だけ左を向き、悔しさをにじませた様子にファンからはさまざまな声が上がった。 「非常に悔しそうに歯を食いしばっているダノンデサイル×横山典弘騎手を見ているとこっちまで泣けてきます」 「惜しすぎる…泣ける!!」 「これも競馬、戸崎もこの悔しさをダービーで味わったが腐らなかった」 「典さんの表情で本当に涙が出た」 「初めて見たかもこんなに悔しそうな典さん」 「典さんこんな表情してたんだ!!」 「何というか人間味があってすごく良い」
ダノンデサイルは今年の日本ダービーで9番人気の低評価ながら、横山騎手に導かれて快勝。菊花賞は不完全燃焼の競馬で6着に敗れていたが、暮れの大一番でしっかりと存在感を示した。
THE ANSWER編集部