ウーバーイーツ労組が会見 事故実態調査へ(全文1)傷害見舞金制度の妥当性を検証
宅配サービス「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達員らがつくる労働組合「ウーバーイーツユニオン」が7日午後、都内で記者会見を開いた。 【動画】ウーバーイーツの労働組合が会見 配達員による事故の実態調査へ ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「ウーバーイーツの労働組合が会見 配達員による事故の実態調査へ(2020年1月7日)」に対応しております。 ◇ ◇
事故調査プロジェクトを立ち上げ
前葉:では、ウーバーイーツユニオン事故調査プロジェクト開始についての記者会見、始めたいと思います。よろしくお願いします。執行委員長の前葉です。皆さん集まっていただきありがとうございます。 ウーバーイーツユニオンは、「Uber Eats(ウーバーイーツ)」に限らずなんですけれども、プラットフォームワーカーで安心して働けるように、労働組合を結成してやっておりますけれども、今回ちょっと事故調査プロジェクトというのを立ち上げることになりまして、ウーバーイーツが2019年10月以降に傷害見舞金という、事故とか、配達中に事故が起きたときにある程度は補償しますよというものをスタートさせたんですけれども、その内容が適切なものではないという話が結構出てきていまして、ちゃんとウーバーイーツが傷害見舞金制度で配達員に対して補償している内容が妥当なものなのかというのを検証していく必要があるということで、ウーバーイーツユニオンで動いていくということになりました。 当ユニオンでは、仕事中にそういう事故に遭った配達員の人たちからいろんな相談とかが来ています。実際事故に遭って、ちゃんとした補償が受けられなくて困っているとか、本当にけがしたままでも働かなきゃいけないとか、そういう状況になっていますので、それを改善していくために労災保険の適用も求めていくということはやっていきます。そのために、今回実際にどれぐらい事故が起きているかとか、そういうことをウーバーイーツが公表しておりませんので、僕たちでちょっと情報を集めていくという、そういう事故調査プロジェクトというのをスタートします。概要は担当の土屋さんから説明していただきたいと思います。