松本人志の地上波復帰に向けて...日本テレビが水面下で進める『ガキ使』年末特番の「復活計画」
松本の復帰と『ガキ使』年末特番
日本テレビが’25年の大晦日にも『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』を復活させようとしている――そんな衝撃的な情報がテレビマンの間で話題となっている。日テレの関係者が打ち明ける。 【衝撃画像】茶髪美女が馬乗りになって…本誌が独自入手した「松本人志の乱痴気飲み会」現場写真 「もし実現すれば、’20年に放送された『絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』以来、5年ぶりの復活です。日テレは現在、制作担当役員を筆頭にコンテンツ戦略局総合編成センター(旧編成部)やコンテンツ制作局、営業局からメンバーを選抜し、水面下で調整作業を行っているといいます。ゲストには『ガキ使』のファンだという大谷翔平(30)ら、超ビッグネームにアプローチする予定なのだとか」 それにしてもなぜ、このタイミングで?! 「どうも、動き出したのは『ダウンタウン』の松本人志(61)側のようで、秘密裏に日テレへ打診があったのだとか。舞台から出直すという報道がありましたが、週刊文春との訴訟を取り下げたことで、松本は地上波復帰を画策しているようです。復帰の場とタイミングでベストだと考えたのが’25年大晦日の『ガキ使』年末特番、ということでしょう。 もともと『ガキ使』年末特番の終了は、松本をはじめとした出演者たちのモチベーション低下が大きな原因だったといわれています。日テレからすれば、松本がやる気になってくれたのであれば是が非でも復活させたいでしょうね」(同前) 別の日本テレビ関係者は「もともと、松本は別の番組での復帰を考えていたと聞いています」と明かす。 「『探偵!ナイトスクープ』(朝日放送)と『水曜日のダウンタウン』(TBS系)が有力候補だったといいます。ただ、松本サイドが想像していた以上に世間の風当たりが強く、スポンサーも積極的ではない。そのため、すぐの復帰ではなく、裁判の終結から1年後とすることで“禊(みそぎ)は済んだ”と世間に印象づけたいのでしょう。しかも根強い人気を誇り、待望論のある『ガキ使』年末特番なら、よりスムーズに復帰できると……という見立てではないか」 ◆「日テレ上層部の本音」 テレビ局にとって、松本の起用は視聴者から大バッシングされかねない危険な賭けだ。 事実、11月25日の定例社長会見で日テレの石澤顕社長は松本の起用について「諸般の状況を見極めながら適切に対応したいと考えている」と語り、福田博之副社長は「番組復帰のタイミングについては、日本テレビとして復帰の理由を(視聴者に)説明する責任があるとお話しした。 吉本興業さんからも理解を示していただいた」と慎重なコメントに終始しているのだが――前出の日テレ関係者は「日テレ上層部の本音は違うところにあるはず」と見ている。 「ドル箱である『ガキ使』年末特番の復活は日テレの悲願。現在も過去作を傘下の『Hulu』で独占配信して売り上げを上げているものの、『Hulu』自体の会員数は伸び悩んでいる。視聴者から批判を浴びてでも、『ガキ使』の年末特番を復活させて、新会員の獲得や配信での収益を上げたいところ。DVD化すればさらに利益が見込めますから」 FRIDAYデジタルは日本テレビに対して『ガキ使』年末特番の復活について質問状を送付したところ、期日までに回答はなかった。 松本の地上波復活のXデーは来年の大晦日なのか。テレビマンたちの綱引きは続く。
FRIDAYデジタル