「体を寄せ合って、見つめ合って」「人前でキスを」 玉木雄一郎氏ら“不倫議員”の大胆過ぎるイチャつき
不倫は不法行為ではあるが違法行為ではない。従って基本的には当事者間の問題に過ぎないのだが、イメージ商売の芸能人や公的な存在の政治家に関しては一定の注目、批判を集めるのが常である。 【写真をみる】バニー、チャイナドレスに美ワキ…玉木氏が溺れたお相手の“グラドル時代” 有名議員の“不倫イチャイチャ”ショットも 特に政治家の場合、機密情報に触れ得る立場であること、また政策に関与する立場であることから安全保障の観点からもこうしたプライベートでの弱点を持つべきではない、というのは世界的な常識。「いい仕事さえしてくれれば構わない」という理屈がこと政治家に限っては通らないのも、この危機管理上の問題が大きいからだ。 石破内閣では、今井絵理子参議院議員(41)が内閣府政務官と復興政務官に任命され、ネット上には批判の投稿が殺到した。外務政務官に任命された生稲晃子参議院議員(56)と並んで“元アイドル議員”であること以外に、2017年に週刊新潮が報じた“略奪不倫”に言及する声も多く見られた。元アイドルだろうと何だろうと前職を軽々しく問題視するのは職業差別につながりかねないが、安全保障上のリスクを懸念しているという点で、後者の理由には一定の理があるといえるだろう。 直近で不倫問題を起こした政治家としては、自民党の広瀬めぐみ氏(58)と、国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が代表格だろうか。前者は赤ベンツ、歌舞伎町といった要素が、また後者は大躍進直後というタイミングや相手のファッションなどが大いに話題となった。 今井氏、広瀬氏、玉木氏の三人に共通していたのは、オープンな場所での大胆過ぎる振る舞いである。不思議なほど無邪気というか、ワキが甘いというか……ここでは広瀬氏と玉木氏の行動を振り返ってみよう。(「週刊新潮」2月29日号、11月21日号をもとに再構成しました)。 ***
体を寄せ合い、見つめ合い…
2023年10月30日。議員会館を出た広瀬氏は、目立つ赤色のベンツを自ら運転して東京・青山に向かっていた。到着したのは午後7時半過ぎ。そこで彼女がピックアップしたのは一人の外国人男性である。その後、赤いベンツで移動した二人は渋谷区神宮前のレストランに入った。向かい合って座った二人は、注文した料理を待つ間、お互いの手を触り合う。 店を出て駐車場まで歩いて行く二人の様子も親密そのものだった。体を寄せ合い、固く手をつないでゆっくり歩を進める。相手の男性が笑みを浮かべながら広瀬氏を見つめ、彼女も男性を見つめ返す。 そんな二人が乗り込み、夜の街を走り出した赤いベンツが向かったのは、新宿・歌舞伎町にあるホテル。行き慣れているのか、迷ったり探したりすることなく、すんなりそのホテルの立体駐車場にたどり着いた。時刻は午後11時過ぎ。 広瀬氏の赤いベンツがホテルの駐車場から出てきたのは翌31日午前7時15分だった。それから2時間弱が経過した頃、広瀬氏の姿は参議院予算委員会の席にあった。ホテルを出た時の彼女の格好は紺色系の草木柄のワンピースに紺色のジャケット。委員会でも同じ服装だったから、ホテルから国会に直行したに違いない。 広瀬氏が入れ揚げたその外国人男性(56)の職業はサックス奏者。彼との関係について広瀬氏はどう弁明するのか。2月25日、都内を赤いベンツで移動中だった彼女に話を聞くと、「お友達です」と弁明するも、ホテルの駐車場に車が入る瞬間の写真をみせると、「しょうがない、もう撮られてるんだから」と開き直ったような回答が返ってきた。 報道を受けて、広瀬氏は地元・盛岡で記者団の取材に応じ、不倫について全面的に認めた上で謝罪した。しかし、その後、不倫とは比べ物にならない問題が発覚。税金で賄われている公設秘書の給与をだまし取ったとの疑惑があり、在宅起訴されたのである。結局、起訴を受けて議員の職を辞することになる。不倫にうつつを抜かした代償はあまりにも大きかった。