「謝罪なく、実刑判決が出てほしかった」“放課後デイ”中学生死亡で執行猶予付き有罪判決 両親は涙
読売テレビ
大阪府吹田市の放課後等デイサービス施設で、安全管理を怠り利用者の男性を死亡させた罪などに問われた元職員の裁判で、大阪地裁は23日、有罪判決を言い渡しました。 放課後等デイサービス施設の元職員、 宇津雅美被告(66)は、清水悠生さん(当時13)を車で送迎する際、不適切な対応で死亡させた罪などに問われています。 この日の判決で大阪地裁は「衝動的行動を取ることを把握していたのに、 防止のための体制整備をせず、過失は重大」と指摘する一方、「施設が閉鎖するなど社会的制裁を受けている」として、 懲役1年10か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。 悠生さんの母親・亜佳里さん 「向き合うこともなく、謝罪することもなく、許せないですし、(執行猶予付きではなく)実刑判決が出てほしかったと思います」 施設をめぐっては、代表で宇津被告の兄も、別の利用者に暴行を加えた罪で有罪判決が確定しています。
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