「芸能人の友達を自慢」「ものすごくコンプレックスがある」 斎藤元彦知事を当選させた“PR会社社長”折田楓氏の「ドロドロな素顔」とは
2024年は兵庫県が揺れた一年だった。斎藤元彦知事(47)のパワハラ・おねだり疑惑を糾弾した告発文書が3月に配布され、斎藤氏の対応に県議会は紛糾。議会は6月に百条委員会設置を決め、疑惑の検証を始めた。9月には百条委員会の結論が出る前に、斎藤氏への不信任案を可決。斎藤氏が出直し選挙に出馬すると、SNSを発端に支持が広がり見事当選を果たした。 【写真を見る】ナイトプールではしゃぐ様子も! キラキラ女子・折田楓氏(33)の「承認欲求強め」なSNS その後持ち上がったのは、件のSNS選挙を主導したと主張するPR会社社長・折田楓氏(33)を巡る騒動だ。折田氏のネット投稿記事をきっかけに、公職選挙法違反の疑いが浮上し、パワハラ疑惑・告発文書の真偽、SNSを使った選挙のあり方なども含め、メディアやSNSではさまざまな立場の人々が、論点も争点もまちまちに意見を述べ合い、先の見通せない混乱状態となっている。 当の斎藤知事はというと、代理人弁護士に対応を任せたと語るばかりでSNS選挙の実態や折田氏との関係を語らない。その代理人弁護士は、折田氏の記事が“盛られた”内容だと折田氏の対応を暗に非難。このままの幕引きでは折田氏の言われ損ではないのかと誰もが感じていることだろう。 慶應義塾大学を卒業後、外資系銀行で働いたのち、広告代理店を創業するという華麗な経歴を持つ彼女が、なぜこのような事態を予測できなかったのか。 それをひもとく鍵になるのは、折田氏の周囲の人間が語る“素顔”にあるのかもしれない。(2024年11月22日配信記事、「週刊新潮」12月5日号、12月12日号をもとに再構成しました。) ***
「ものすごくコンプレックスがある」
「いつか痛い目に遭って、そのキラキラした世界は崩れると思っていたけど……。こんなにも大きな花火を打ち上げて、大炎上するとは思わなかった」 と語るのは、折田氏の親族だ。 「全国的にも注目されて、すごい迷惑をかけているじゃないですか。兵庫県知事選もやり直しかもってね。彼女は県の仕事に関わって、自分の顔や名前をSNSでさらしてきた。自信も大きい分、ものすごくコンプレックスがあると思いますよ。今回の騒動を見て、器からはみ出るようなことをしたら、えらいことになるなって……」 家庭環境も一風変わっていたという。 「楓の一家はキラキラしているように見えて、虚勢を張って生きてきたというか、実際のところはドロドロなんです。まぁ、そんな偏った育て方をされたら、彼女のような大人になってしまいますよ」 そう嘆くのである。 「彼女の父親は開業医になったけど、異母兄弟との仲が悪くて取っ組み合いのけんかをするほどで、相続の際ももめましたからね。自分たちの家族がどれだけうまくいっているか、周りに大きく見せたいということなんでしょう。父親は自分の娘を溺愛して、幼い頃からドラムを習わせた、フランスへ留学させた、娘が企業を立ち上げたとか自慢話ばかりする人でね。田舎にいる親戚たちとも疎遠になっていったんです」