佳子さま、30歳の誕生日お迎えに 総裁職や国際親善 多くの公的活動担われる
秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは29日、30歳の誕生日を迎えられた。「全日本ろうあ連盟」に非常勤嘱託職員として勤務する傍ら、総裁や名誉総裁を務める団体の行事や地方訪問などの公的活動に取り組み、多忙な日々を過ごされている。 佳子さまのこの1年のご活動は、東京都内が72件（前年比14件増）、福島、鳥取、佐賀など地方が9件（同1件減）。学生や障害のある人との交流に多く臨まれた。宮邸での面会など、赤坂御用地内の行事も52件（同6件増）に上った。全日本ろうあ連盟には以前は週3日勤務されていたが、公的活動の増加に伴い、今春から週2日に変更したという。 5、6月には、日本との外交関係樹立125周年を迎えたギリシャを訪問するなど、皇室の国際親善の一翼を担われた。日本工芸会総裁として10月に訪れた石川県では、能登半島地震や9月の豪雨で被災した伝統工芸作家らと面会された。宮内庁によると、その後もたびたび面会した人々のことを思い出し、身体を大事に過ごすよう願われているという。
