コロナ陽性と知りながら“手渡し”業務 赤羽駅前の駐輪場勤務の男性[2022/01/25 22:58]
東京・北区のJR赤羽駅前の駐輪場で利用客に応対していた区の委託職員が、新型コロナに感染していることを知りながら勤務を続けていたことが分かりました。
北区の発表によりますと、JR赤羽駅西口にある駐輪場で勤務する区の委託職員の男性(79)は、医療機関を受診して21日に自身が新型コロナに感染していたことが分かりました。
男性は入院先が決まるまで待機するよう指示を受けていましたが、21日と22日、25日の3日間、駐輪場で利用客に料金と引き換えに利用券を手渡しする業務をしていたということです。
25日に区が男性に連絡を取ったところ、働いていたことが発覚しました。
区は駐輪場の消毒を行っていて「保健所の指示を待つ」としつつも、「屋外の業務でマスクを着用していたので利用客らに濃厚接触者はいないのでは」としています。