日本の物流インフラを担う大企業・ヤマト運輸。その土台となる首都圏の営業所では、現場社員が音を上げてしまうトラブルが頻繁に起きていた。在庫のiPhoneが足りない!午前9時30分、都内にあるヤマト運輸の営業所から「クロネコマーク」が目印の一台のトラックが出てくる。そのハンドルを握るドライバーのAさんは焦りに焦っていたーー。本日中に配り終えないといけない荷物は、クール便を含めて約180個にのぼる。ところが、荷物の