茨城県の鹿島港から東に約30キロの沖合で6日未明、大津漁協(同県北茨城市)所属の第8大浜丸(80トン)が転覆し、2人が死亡、3人が行方不明になっている事故で、亡くなった2人らを救助した、同漁協の第11不動丸の漁労長(船頭)の大熊和也さん(54)が朝日新聞の取材に応じた。【写真】救助にあたった漁船穏やかな海に潜むリスクとは大熊さんらによると、船は5日正午ごろに大津漁港を出発。■「助けてくれ」転覆船からのSO