ここは関西地方にある学生街の交差点。牛丼チェーンがひしめき合い、昼夜問わず、牛丼をかきこむ若者たちの姿を見かける。そんな繁盛店の一角で、男子学生の彰平(仮名)が「並盛」を注文したところ、店員に出された牛丼は「大盛」だったということがあった。体育会系だけあって、たしかに「大盛」を注文しそうな面構えではあるが、「その日はたしかに並盛にした」と話す。だが、全部食べ終えてから「間違いに気付いた」という。●