能登半島地震では、震源から100キロ以上離れた内灘町でも「液状化」で大きな被害が出ました。通常の地盤は、結合した土の粒子の間を水が満たしている状態で安定しています。これが地震の揺れによって土の結合がなくなり、水に浮いた状態となります。地震の後、土の粒子が水に沈み、地盤の沈下や亀裂が発生するというのが液状化のメカニズムです。液状化が起こった地域では地盤改良が必要となり、復旧に時間がかかります。行政と住