J1優勝争いで…町田ゼルビアDF昌子源「広島の試合を観たくない」

2024年12月8日(日)10時58分 FOOTBALL TRIBE

昌子源 写真:Getty Images

 町田ゼルビアは12月8日開催のJ1最終節で鹿島アントラーズと対戦。わずかながら逆転優勝の可能性を残しているが、元日本代表DF昌子源はシーズン前半戦終了時点で、優勝争いのライバルであるサンフレッチェ広島に対する脅威を抱いていたという。


 今季のJ1リーグ戦で、町田に初めて土をつけた広島。シーズン途中にFW大橋祐紀、MF川村拓夢らが退団したものの、FWゴンサロ・パシエンシア、MFトルガイ・アルスランの獲得、MF川辺駿の復帰等により、シーズン後半戦でも好調をキープ。天皇杯、YBCルヴァンカップ、AFCチャンピオンズリーグ2を並行して戦うと時期もあったが、J1では最終節のみを残す中、首位ヴィッセル神戸から勝ち点2差の2位につけている。


 一方、町田は黒田剛監督のもとプレー強度の高さを武器に勝ち点を積み重ね、一時は首位を独走。しかし、8月末の浦和レッズ戦で引き分けて首位の座を明け渡すと、9月28日に敵地で行われた広島戦で0-2と敗北。優勝争いに踏みとどまっているとはいえ、首位の神戸から勝ち点3差と逆転優勝の可能性は低い。


 インターネット放送局『ABEMA』で12月7日から放送されている町田の特集番組では、9月28日の広島戦をクローズアップ。試合前、昌子は対戦相手についてこう語っていた。


 「前半戦、一通り色々なチームと対戦した中で、広島さんが一番強かったです。僕の中で。見ていても分かるので。なんだったら、彼らの試合を観たくないので。なんか、もう隙が無いというか。でも、今の自分たちなら勝てるよねっていう」


 キャプテンとしてチームをけん引し続けている昌子。自力でのJ1優勝は不可能だが、とにかく鹿島との古巣対戦に集中し、勝ち点3を掴みたいところだ。

FOOTBALL TRIBE

「優勝」をもっと詳しく

「優勝」のニュース

「優勝」のニュース

トピックス

x