スコットランド1部リーグ、VARの導入が決定…リーグ戦およびカップ戦の準決勝・決勝で適用

2022年10月13日(木)18時3分 サッカーキング

日本代表FW古橋亨梧(セルティック)もプレーしているスコットランド1部リーグ [写真]=Getty Images

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 スコットランドサッカー協会(SFA)は12日、スコティッシュ・プレミアシップ(同国1部リーグ)で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することが決定したと発表した。

 SFAは約3年前からVARの導入に向けて計画、設備の開発、テストを行なっていたという。この度、国際サッカー連盟(FIFA)からVARの導入にゴーサインが出され、スコティッシュ・プレミアシップでの導入が決定したと発表されている。

 今回の発表によると、1部リーグに所属する12クラブのホームスタジアム全てにVARを使用するための設備を設けるという。また、VARはスコティッシュ・プレミアシップの全試合のほか、2つの国内カップ戦の準決勝、決勝戦においても導入されるようだ。なお、同リーグにおいてVARが初めて導入されるのは、現地時間21日に開催される第12節ハイバーニアンvsセント・ジョンストンの一戦になると発表されている。

 SFAの審判部長を務めるクロフォード・アラン氏は、同協会の公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「スコットランドサッカー界にVARを導入する承認を得たことを嬉しく思っている。これまで3年近くに渡って様々な取り組みを実施し、トレーニングの一環としてすべてのスタジアムでテストを行なってきた。準備は整っている。世界中で見られるように、VARはフィールド上のレフェリーの判定の正確性を高めるために非常に役立っており、試合関係者が判定を支持するための原則となっている」

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