川﨑颯太のプレーに指摘相次ぐ。藤田譲瑠チマ不在の影響で…中田浩二の見解は…

　大岩剛監督率いるU23日本代表は、日本時間31日未明開催のパリ五輪男子サッカー競技・グループリーグ第3戦で、イスラエル代表と対戦。スタメン出場のMF川﨑颯太（京都サンガ）が前半に連係プレーで不安定なパフォーマンスを露呈していただけに、MF藤田譲瑠チマ（シント=トロイデンVV：STVV）との比較論が湧き起っている。

　京都の中心選手として活躍し、今年4,5月開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選でも大岩ジャパンに招集されていた川﨑。パラグアイ戦、マリ戦では後半途中からプレーしているが、イスラエル戦ではグループステージ突破が決まっていることもあり、藤田にかわってスタメン入り。MF山本理仁（STVV）とボランチコンビを組んでいる。

　日本は大幅なターンオーバーを実施したこともあり、前半途中まで中盤でのプレー強度が低下。解説の中田浩二氏は、川﨑を含む複数選手の連係不足を指摘している。それだけにネット上では「川﨑颯太のフィルターが効いてない」「川﨑ポジショニングがダメだな」「川﨑のプレー危なっかしい」「10分でミス3つは厳しい」といった批判が挙がっている。

　また、藤田がマリ戦まで安定感抜群のパフォーマンスを発揮していただけに「川﨑も個で見れば悪くないが、チマが良過ぎて少し見劣りする」「川﨑はボール奪取力、パスセンス共にこのチームのレギュラーとしては後一歩という印象。チマの方がサクッとボール奪えたりする」などと、両選手を比較する声も挙がっているほか、「藤田譲瑠チマがいないと、全体的に下がった時のディフェンスがフラフラする」「やっぱりチマは必要不可欠」と、藤田不在の影響も指摘されている。