Jリーグ、新シーズンより『オフサイドラインの3D化』と『VARdict』の導入が決定!

2023年2月9日(木)17時47分 サッカーキング

Jリーグは9日、「オフサイドラインの3D化」と「VARdict」の導入を発表 [写真]=Getty Images

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 Jリーグは9日、2023シーズンのビデオアシスタントレフェリー(以下、VAR)に関して、「オフサイドラインの3D化」と「VARdict(バーディクト)」を新たに導入することを発表した。

 今回の発表によると、2023シーズンから「オフサイドラインの3D化」と「VARdict(バーディクト)」が新たに導入されるという。なお「VARdict」とは、専用のタブレットを通じて、ビデオマッチオフィシャルがチェックしている事象をスタジアム内の大型映像装置やインターネット中継・TV放送に自動連係できるシステムで、主要国際大会・海外リーグなどで既に導入されているものと同じ仕組みになることも明らかにしている。

■VARdict(バーディクト)について

 J1クラブのすべてのスタジアムで「VARdict」の情報を大型映像装置に表示する。ただし、専用のタブレットと自動連係するためには専用回線が必要となるため、2023シーズンのJリーグは、①自動連係と②アナログ運用の2通りの運用で対応。スタジアムにより運用方法および表示される内容が異なり、中継映像はすべて自動連係の運用となる。

▼運用方法 大型映像装置へ表示される内容・運用の違い

●自動連係
・タブレット操作により、文字情報が自動で変わる
・「判定変更」「理由」などの情報が表示される
・133パターンの表示が可能

●アナログ
・タブレット操作担当と大型映像装置担当がトランシーバーでコミュニケーションしながら運用
・「判定変更」「理由」などの情報が表示されない
・14パターンの表示が可能

<各スタジアム大型映像装置の運用方法>

北海道コンサドーレ札幌(札幌ドーム) 自動連係
鹿島アントラーズ(カシマ) 自動連係
浦和レッズ(埼玉スタ、浦和駒場) アナログ運用
柏レイソル(三協F柏) アナログ運用
FC東京(味スタ) 自動連係
川崎フロンターレ(等々力) 自動連係
横浜F・マリノス(日産ス) 自動連係
横浜FC(ニッパツ) 確認中
湘南ベルマーレ(レモンS) 自動連係
アルビレックス新潟(デンカS) 自動連係
名古屋グランパス(豊スタ) 自動連係
京都サンガF.C.(サンガS)アナログ運用
ガンバ大阪(パナスタ) アナログ運用
セレッソ大阪(ヨドコウ) 自動連係
ヴィッセル神戸(ノエスタ) 自動連係
サンフレッチェ広島(Eスタ) アナログ運用
アビスパ福岡(ベアスタ) 自動連係
サガン鳥栖(駅スタ) 自動連係
国立競技場 自動連係

※2023年2月9日 時点(今後変更される可能性あり)

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