名大などが開発したCNT電極を用いた薄膜太陽電池、Osaka Metroの引退車両の窓で実証実験
2024年12月6日(金)15時51分 マイナビニュース
名古屋大学(名大)は12月6日、単層カーボンナノチューブ(CNT)薄膜透明電極を用いた有機薄膜太陽電池(CNT-OPV)を、大阪・森之宮のe METRO MOBILITY TOWNにある大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)の地下鉄引退車両の窓枠に貼り付け、発電量などを調べる実証実験を同日付で開始したことを発表した。
この取り組みは、同大大学院工学研究科および未来社会創造機構マテリアルイノベーション研究所の松尾豊 教授、大島久純 特任教授らの研究グループと、Osaka Metro、デザインソーラー、デンソーらによる共同研究の枠組みで、カーボンナノチューブ電極を用いた次世代太陽電池としては世界初の実証実験となるという。
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