おぎやはぎ小木 旅行先でスリ?に遭遇「やってやらなきゃ。日本のために」 正義感で追跡も...
2025年1月10日(金)15時37分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「おぎやはぎ」が、9日深夜放送のTBSラジオ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(木曜深夜1・00)に出演し、小木博明(53)が年末年始のタイ旅行でスリとみられる怪しい2人組に遭遇したことを明かした。
小木は家族や友人らと、バンコクなどに旅行し、相方・矢作兼(53)がYouTube番組で紹介していたバンコクのナイトマーケットで、古着店を訪れたという。「夜12時から1時くらいまでやっているのよ。着いたのが10時くらい、夜。1店舗で長居できないわけよ」。さまざまな店を見て回るために、急いでいたという。
そこで出会ったのが、ある老夫婦だった。「店から出て次の店に行こうとした時に、出口のところに、自分たちがサウジアラビア人だという70くらいの老夫婦で、笑顔なのよ、凄い…」。その2人に話しかけられたそうで、「出た時に凄い話しかけてきて、笑顔で。まず安心させるの」と様子を説明した。
一行が東京から来たことを伝えると、東京ディズニーランドなど、東京に関する情報を話題に出し、フレンドリーな雰囲気を作ってきたという。小木は怪しさを感じ、「こいつら、気持ち悪いなと思ったのよ。怪しいと。だってすげえ話しかけてきたのよ、いきなり。すぐ外(に出た)。外国、ちょっと怖いから、すぐ外。気持ち悪いな、こいつと思って」と、その2人から離れたという。
ところが、同行していた友人も、同じ老夫婦に話しかけられたという。小木によると、老夫婦は友人に「札を見せてくれ」といったお願いをしていたことを明かした。偶然にも在タイ日本大使館の公式サイトで、札のやりとりをしている間に現金やカードを抜き取られるスリ被害が多発しているとし、注意喚起するページを確認していたといい、友人も難を逃れていた。
被害には遭わなかったものの、小木は正義感が働いたという。「逆に懲らしめなきゃダメだろうって、説教して…」と、怪しい老夫婦を探したが、すでにいなくなっていたという。「やってやらなきゃ。日本のために。追いかけた。捕まっていないから」。今でも怒りは収まっていないといい、「あれはムカつく。今でも笑顔を思い出しただけでも腹が立つ」と憤りを口にしていた。