童話のセオリーを覆す!?三人の少年少女による不思議な冒険譚『なかなか始まらない物語／なかなか終わらない物語』発売。

パレードブックスは、2024年9月30日（月）に、アマゾンにて『なかなか始まらない物語／なかなか終わらない物語』（著・メイ・K）を発売します。

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『なかなか始まらない物語／なかなか終わらない物語』（著・メイ・K）
「昔々ある国に、たいそう可愛らしくそして一風変わった不思議なお姫様が生まれました。ふつう物語というものはここから始まるのですが、困ったことにこの物語はそこから先、ちっとも進まないのです。それだけではありません。この物語は始まった時には終わってしまうのでした。しかし、始まった時に終わってしまう物語なんてものがそもそも存在するのでしょうか。それに第一、どうして物語がさっぱり始まらないのか、わたしはそこからお話を始めなければなりません。」（本文より）
そんな書き出しで始まる、なんとも不思議な冒険譚。
表紙カバーは、重厚な洋書をイメージし、作中のモチーフを各所に忍ばせた遊び心あるデザインに。
あらすじ


昔、サラマンダという国に、アイーダという可愛らしくも一風変わったお姫様が生まれました。
なんと、姫は赤ちゃんのうちから言葉を理解し、十三歳で世界中の物語を全部読み終えてしまったのです。
現実の世界は、本で知っている展開ばかり。美しかった姫は、退屈と怠惰でぶくぶくと太っていきました。
十五歳の祝賀会が近づき、焦ったお妃は、乳母が見つけてきた美しい娘・ティナを姫の代役に仕立て、姫は侍従になりすますことになったのです。
祝賀会の日、ティナを見つめる小国の王子・ステファンに、アイーダは恋をします。
数日後、ティナは失踪。ステファンからお城に姫への求婚の手紙が来ました。アイーダは隠れてステファンを呼び出し、事情を打ち明けます。そして二人は友達になり、ともにティナを探し出すことを誓いました。
ティナを探すことばかり考えているうちにもとの美しい姿を取り戻したアイーダは、初めて城を抜け出し、乳母の養子・ディノとステファンと一緒にティナ探しの冒険に出るのでした……。
著者プロフィール


メイ・K（めい・けー）
20代より音楽と日本語を教える仕事を長く続けてきた。
現在も自宅で大人にピアノを教えながら、地域のボランティアで外国人に日本語を教えている。
音楽と猫とカフェをこよなく愛する。
著書に、『森のカフェでCoffee BreakI』、『森のカフェでCoffee BreakII』、『森のカフェで君を想う』（いずれもパレード）。
書籍情報


書籍：なかなか始まらない物語／なかなか終わらない物語
著者：メイ・K（めい・けー）
出版社：パレード
発売日：2024年9月30日
ISBN：978-4-86522-419-1
仕様：四六判/上製/228ページ
定価：1,320円（本体1,200円＋税10％）
Paradebooks：https://books.parade.co.jp/category/genre01/978-4-86522-419-1.html
Amazon：https://amzn.to/3MfTzGG
出版社情報


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【会社概要】
商号：株式会社パレード
大阪本社：大阪府大阪市北区浮田1-1-8
東京支社：東京都渋谷区千駄ヶ谷2-10-7
代表取締役：原田直紀
設立：1987年10月20日
資本金：4000万円
事業内容：広告企画・アートディレクション、グラフィックデザイン全般、Webサイト企画・制作、出版事業『パレードブックス』