北海道で厳しい冷え込み 歌登、標茶、陸別では-23.5℃を観測
2025年1月4日(土)8時15分 ウェザーニュース
2025/01/04 07:11 ウェザーニュース
今日1月4日(土)冬型の気圧配置が続き、各地で冷え込んでいます。北海道では歌登、標茶、陸別で最低気温-23.5℃を観測し今季一番の冷え込みとなりました。
放射冷却現象で冷え込んだ朝
上空1500m付近で−12℃の寒気が北海道〜東北北部付近までを覆っています。冬型の気圧配置となっていて、晴れている地域では地上付近の熱が上空へと逃げる放射冷却現象が効いて冷え込みが強まったと考えられます。
北海道のアメダス歌登(うたのぼり)、標茶(しべちゃ)、陸別(りくべつ)では-23.5℃を観測し、今季一番の冷え込みとなりました。
東日本や西日本の各地も連日冷え込みが続き、東京では1.2℃、名古屋では2.3℃となっています。
▼今朝の最低気温(7時00分まで)
札幌 −7.2℃ 最も寒い時期を下回る
仙台 −0.8 ℃ 1月上旬並
東京 1.6 ℃ 1月上旬並
名古屋 2.4 ℃ 2月下旬並
大阪 3.7 ℃ 2月下旬並
福岡 2.8 ℃ 最も寒い時期を下回る
那覇 16.0 ℃ 3月上旬並
万全な寒さ対策が欠かせない
北日本日本海側は今日も厳しい寒さが続きます。予想最高気温は札幌が−2℃、旭川で−5℃、函館−1℃など、北海道では真冬日となるところが多い見込みです。
西日本や東日本は、昼間も空気が冷たく感じられます。万全な寒さ対策が欠かせません。
暖かい服装に加えてマフラーや手袋なども上手に使って調節を行い、体調を崩さないようにお過ごしください。