失業保険を早くもらう方法。過去4回失業給付受給した実体験
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転職・就職・キャリア a
※この記事はPRを含みます
失業給付はやることをやれば早くもらえてしまう
自慢じゃないですが、私は転職回数が多いです(ホントに自慢にならない)。
3度転職して、4社経験しています。
現在は独立して働いていますよ。
そんな私ですが、退職するたびに失業保険(失業給付)をしっかりもらっていました。
ぶっちゃけ、貰えるものはもらっておかないと損だと思います。
せっかく普段雇用保険を払っているわけですからねー。
4回貰っていることになるので、当然ながら今までに支払った雇用保険の総額よりも給付された総額のほうが多いです。
それも圧倒的に。
1回につきおよそ50万円程度もらっていますので、生涯で約200万円くらいもらっている計算になります。
結構すごい金額ですよね。
そのうち3回は「3カ月の給付制限」を受けずにすぐにもらい始めました。
これは結構コツがありますので、今回は特にその辺をしっかり解説してみたいと思います。
内容的にギリギリのところを付いていきますが、ギリギリだからこそ価値が生まれるんだ!と自分に言い聞かせつつ(笑
退職してすぐにでも失業給付が欲しい方はじっくり読んでみてください。
必ず参考になると思いますよ。
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失業保険とは?
まずは失業保険のおさらい。
失業保険って何なのでしょうか?
これは、文字通り失業するリスクに備える保険のことで、正式には「雇用保険」です。
失業保険という名前ではありません。
雇用保険に入っていたから、失業した際に失業給付が貰えるわけですね。
雇用保険はサラリーマンをしている方は知らず知らずのうちに給与から天引きされています。
なので、自分が雇用保険を払っている感覚を持っていない方も結構多いのかもしれません。
また、自分だけでなく、雇用している会社側も毎月払ってくれています。
サラリーマンをしているとなかなか気づけませんが、社保にしろ雇用保険にしろ、会社はあなたのために見えないところでお金を払っているわけです。
サラリーマンって相当優遇されているんですよ。
会社としては、法律的な義務だからしょうがないんですけどねー。
保険なので、得する人、損する人が生まれる
雇用保険は文字通り「保険」ですので、他の保険同様「損する人」と「得する人」が出てきます。
保険というものはそもそも、あるリスクに備えてみんなでお金を出し合い、運悪くそのリスクを被ってしまった人にそのお金を支払う仕組みですよね。
これは生命保険(死亡リスク)でも年金保険(長生きリスク)でも同じです。
一社でずっと働き続けるサラリーマンは、雇用保険から見ると「損をする人」ですね。
逆に、たくさん転職を繰り返して失業をして失業給付をもらう人は「得をする人」になります。
とは言え、ずっと働き続けたほうが手取り金額は間違いなく増えるのでご安心を。
失業給付、サラリーマンの給与を超えるほどもらえません。
そんな仕組みだったら暴動が起きてしまうので(生活保護はそんな仕組みですが。。。)。
失業給付とは?
雇用保険の大体の仕組みが分かったところで、次は皆さん興味の強い失業給付について。
こちらも文字通り、失業した際に生活が成り立たないことを回避するために支払われる給付金のことですね。
失業期間中に転職活動や職業訓練などを受けるわけですが、その間にバイトとかしていたら時間を取られてしまい転職活動もスムーズには進みません。
なので、失業給付を付与して、転職活動頑張ってまたサラリーマンやってよねーって話です。
一種の生活保護、セーフティネットみたいなものですね。
ぶっちゃけて言うと、バイトして自力で金稼ぎながら転職活動くらいしやがれ!って話なんですけどね。
何を甘えたこと言ってんねんっていう。
社会人として働いていくことは、こんなにヌルい話ではないですよねー。
とは言え、そういう仕組みになっている以上は貰っておいたほうがいいですけど。
失業給付でもらえる金額は?
失業給付として貰える金額は、前職の給与によって変わります。
ただ、結構調整されてしまうので、実際には前職の給与で差はあまりつきません。
具体的に言えば、一月に貰える金額は「10万円~20万円の範囲内」というところです。
例えば前職の給与が80万円だったとして、失業給付で40万円支給されてしまったとしたら、真面目にサラリーマンをして給与20万円の人が怒っちゃうでしょう。
そういうところを加味しているのか、例え高給を貰っていたとしても失業給付の金額は大して増えません。
そもそも高給取りの人がわざわざ失業給付をもらうのかは怪しいところですが。
給付される期間は、前職の務めていた期間や年齢によって変わります。
一番短いパターンで3ヶ月間(90日)ですね。
私は毎回3ヶ月間でした。
なので、「給付額約17万円くらい×3ヶ月=約50万円」になるわけですね。
転職活動中に50万円貰えるというのはやっぱり大きい。
基本的に、あなたが45歳未満で前職の勤務期間が5年未満であれば90日です。
それ以外の場合は、180日とかに延長されますので調べてみてください。
ただ、半年間転職活動をするってなかなかないですけどね。
そんなにブランクが空いたらそもそも就職がかなり厳しくなります。。。
失業給付を受け取るための具体的な手続き
続いて具体的な手続きについて。
これはそんなに難しい話ではありません。
退職すると会社から離職票が郵送で送られてきますので、それを受け取ったらなるべく早く最寄りのハローワークへ行くだけです。
で、書類を書いて提出し、簡単な面談をして終了。
「雇用保険受給資格者のしおり」を受け取り、初回の合同説明会の日時を教えてもらえます。
自分の証明写真とかいりますが、履歴書の写真ほど固くなくていいので、スマホで移してコンビニプリントしたものでも何も問題ありません。
印鑑と免許証(身分証明書)も忘れずに。
前職がダメな会社の場合、この離職票が送られてくるのが遅くなったり、最悪送られてこなかったりします。
会社に電話をして督促をするか、それが難しい場合はハローワークに相談に行きましょう。
離職票と源泉徴収票を送ることは会社の法的な義務なので、必ずやってくれます。
その後、「待機期間」と言われる謎の7日間を挟んで、「雇用保険受給説明会」へ行きます。
ビデオなどを見て失業給付の仕組みを学び、今後の日程などを受け取って終了です。
失業認定日は何より優先すべき
その後は月に1回「失業認定日」がありますので、その日に「就職活動をしていること」を証明することで失業認定されて失業給付がもらえます。
貰えるのは後日銀行口座に振り込まれますね。
この「失業認定日」ですが、とても重要な日であると認識してください。
失業給付が貰える前提条件は「頑張って就職活動をしていること」ですので、「旅行に行くから行けません」などの理由は一切受け付けてもらえません。
失業給付の受け取りが一ヶ月遅れてしまいます。
考えてみれば当たり前のことで、就職活動を頑張らなきゃいけない立場で、そのために失業給付金を渡しているのに旅行とか遊んでんじゃねーよってことですね。
実際には別に旅行に行っても誰も咎めませんが、失業認定日だけは避けてください。
個人的には、多少熱があったりしても認定日には行くべきだと思います。
仕事で重要な取引がある場合、熱が39℃あっても行くでしょ?それと同じですね。
その他、失業給付に関する手続きはまさに「お役所仕事」ですので、ほとんど融通はききません。
ルールさえ守ればお金がもらえますので、無駄な屁理屈を言わずにルールを守りましょう。
失業認定の判断の方法
では、どうやったら失業認定を受けられるのか?
これは、「次の認定日までに就職活動として認められる行動を2回しているかどうか」です。
この判定って、実は結構難しいですよね。
どの行動が就職活動なのか、どれを1回とカウントするのか、判断が分かれる部分がいくらでもあると思います。
それでも判定員はそれを機械的に判定しないと給付が進んでいきません。
なので、この部分に関しては上記の通り結構お役所仕事です。
具体的には、ハローワークに行って専用端末で求人票を見れば1回の求職活動としてカウントされます。
ぶっちゃけて書くと、多くの失業者は認定日にハローワークに行ったついでに1回端末を使って求人票を見てハンコを押してもらい、次の認定日までにあともう一回ハローワークに行って求人票を見てハンコを押してもらいます。
これで義務は終わりです。
もちろん、通常の就職活動をして面接などに行ったとかもカウントされますよ。
私も実際に転職活動をしていましたので、わざわざハローワークに行かずに面接でカウントしていました。
ただ、リクナビとかの転職サイトでエントリーするだけでは求職活動としてカウントされません。
この辺は制度が転職活動の実態に追いついていないなーと感じますね。
ハローワークを利用した就職活動をしない人にとっては、わざわざハローワークに行って興味のない求人を見て求人票をプリントアウトする行動が馬鹿らしく感じると思います。
でも、相手も判定する以上基準がいりますので、そこは馬鹿になってやればいいと思います。
失業給付を早くもらう方法
ようやくここからが本題です。
上記の説明は、失業給付を貰いたいと思っている人の基礎知識です。
ここからは、失業給付を3ヶ月待たずに出来るだけ早く貰えるようにする方法を説明していきます。
まず、「3カ月の給付制限」とは一体何なのでしょうか?
これは簡単に言うと、自分の都合で転職を繰り返して失業給付をもらいまくる人が出るのを防ぐために、一般的な退職である「自己都合退職」の場合は、失業給付を受け取れるまでに3カ月の猶予期間を設ける措置のことです。
通常の転職活動は3ヶ月以内くらいで決めてしまうことが多いので、多くの人はこれにより失業給付をもらうことなく転職していきます。
この措置があることによって、雇用保険の貴重な原資を減らすことなく、本当に困っている人に給付することができるわけですね。
自己都合で退職したのなら3ヶ月間程度の無給期間くらい貯金で何とかなるでしょって話ですね。
最悪バイトしろよっていう。
仮にこの制限がなかったとしたら、我々が普段支払う雇用保険の金額は、現在の倍でも足りないでしょう。
それを考えると、この制限があることは理にかなっていると思います。
会社都合退職になる具体的な事例を紹介
ただ、実際に自分がその立場に立った場合は、できれば3カ月の給付制限なしに失業給付をもらいつつ、3ヶ月くらいで転職が決まれば最高だなーと考えますよね。
それが人間だと思います。誰もが自分の都合で考える。
その際、「自己都合退職」でないことを証明できれば3ヶ月待たずに失業給付をもらうことができます。
この説明は色んなサイトに書いてあるんですが、形式的な内容でいまいち分かりにくいんですよね。
私も当時色々調べましたが、やっぱり分かりづらかったです。
なので、ここからは私の実際の事例を解説してみます。
前述のとおり、私は過去に4回失業給付を受給しています。
そのうち3回は3ヶ月待たずにもらっています。
私が若い順に実際の事例を説明しますね。
1回目の退職
まずは私が新卒で入った会社を退職したときの話。
このときは初めての経験だったこともあり、3ヶ月待ってから失業給付をもらいました。
というよりも、このときは自分の意思が転職よりも起業に大きく傾いていたので、3ヶ月待っても何も問題なかったんです。
最低でも半年間は就職しない可能性が高かったので。
これ、本来の失業給付の理念には反する行為でしょう。
本来は「就職する意思があることが条件」ですからね。
でも、「意思」って誰がどう判定するんでしょうか?
私が口では「就職する意思がある」と言っても、実際には就職する気はなく起業準備期間だったということをどうやって証明するのでしょうか?
もっと言ってしまえば、私が「起業する意思が高い」と公言していたとしても、実は周りに対して格好つけて言ってるだけで、本当はいい就職先があれば就職したいという意思を持っている、という状態も考えられます。
意思なんて原理的に分かるわけがないんですよ。
下手すりゃ自分だって自分の本心なんて分かんないですよ。
日によって変わるでしょうし。
実際に、私はこの期間中に転職活動もしています。
企業と面接していますよ。
これは本気で就職したいというよりは、自分が今転職活動をしてどんな結果が得られるのか知りたかったということと、転職面接経験を積んでおきたかったということがあります。
ただ、もしかすると運命の出会いが待っていて、「給料40万払うからうちに来ないか?」なんて口説かれていたら起業をやめて就職していたかもしれません。
未来なんて誰も分かりませんよね。
結果的に私はその後就職をせず、2年間の個人活動期間がありました。
なので失業給付を90日間満額受け取っています。
例えば、失業給付をもらうためにはその期間中にバイトなどをしていて収入を得ているのはダメなので、これを隠して受給するのは完全にアウトです。
明確なルール違反。
バレたら失業給付の払い戻しと、追徴金を求められます。
それくらい失業給付は厳しい。
ただ、意思は誰にも判定できませんよ。
この判定がある意味お役所仕事になってしまうのは制度上しょうがないんです。
なので、ルールに則った上で行動するのならば、ルールさえ満たしていれば失業給付を受け取って問題ないと思います。
私の1回目の失業給付受給は、ある意味とてもノーマルな流れと言えるでしょう。
何も裏技的なことは使っていません。
2回目の退職
次に、2社目の会社を退職したときの話。
このときは初めて3ヶ月の給付制限を待たずに失業給付を受け取りました。
理由は単純で「会社都合退職」いわゆる「リストラ扱い」になったからです。
この会社都合退職、実は会社側に交渉しています。
ちょうど私が退職しようと考えたタイミングで、会社はリストラを敢行していました。
業績が急激に傾いており、人員を切るしか生き残る道はなかったのです。
支店閉鎖なども視野に入っている状態でした。
私はそういうにおいを以前から嗅ぎつけていたので、「ここに居続けるのはメリットがないな」と判断して退職を決意しました。
リストラ対象には入っていなかったので、自己都合退職です。
ただ、どうせ退職するなら、そして会社がリストラをしているなら、そこに混ぜてくれと上司にお願いしました。
会社はリストラをすることにリスクがあります。
一定期間ハローワークから求人を得られなくなるなど、デメリットがあるわけですね。
なので通常はリストラにしてくれという交渉は無理なんですが、他の人のリストラをしている最中であれば可能です。
1人でも10人でも会社としては同じことなので。
ダメ元で依頼しましたが、それが無事通りました。
こうして私はリストラ扱いになったわけです。
この行動もグレーと言えばグレーかもしれませんねー。
知り合いの経営者の会社に就職させてもらい、社長と結託して会社都合退職にしてもらい失業給付を受け取るという行為は禁止されています。
ただ、今回は会社がリストラをしていて、募集はしてなかったけどそれに勝手に応募したという形です。
大企業でも早期退職募集はしているので、特に問題はないと思います。
その後、転職活動はちょうど3ヶ月くらいかかりましたので、ほぼ満額を受け取りました。
3回目の退職
続いて3社目。
ここは小さな会社だったので、社長に直接交渉して会社都合にしてもらいました。
と言っても、労働時間が超過しており給与遅延、未払いが発生していたりして(笑)、別にわざわざ交渉しなくてもハローワークに言えば会社都合になる状態でした。
ただ、退職後にハローワークに言ってハローワークから会社に連絡が入ったり、会社の中のまずいことが表に出るのは経営者も避けたいだろうと考えたので、私の優しさで(?)直接社長に話をしたわけです。
どう考えても会社都合にすべき条件は揃っていましたので、あっさり会社都合になりました。
ちなみに、会社都合退職になる残業時間の目安としては、毎月45時間以上、辞める前の3ヶ月続いていることです。
とは言え、辞める一ヶ月前とかは有休消化になるはずなので、このまま受け取るとちょっとおかしいですけどねー。
普通に働いていた直近3ヶ月間と考えればいいと思います。
月45時間って、休日出勤無しで1日平均2時間残業していれば超えるレベルですよ。
そうとうハードル低いですよね。
世の中の半分近くの人は超えていると思うんですがどうでしょうか?
あと、給与未払いとかはもうその時点で会社都合になるでしょう。
セクハラや勤務地の変更もいけるみたいですよ。
退職後の転職活動は2ヶ月弱でスムーズに決まり、失業給付が受給できる日数が一定期間以上残っていましたので、就職お祝い金(?)という形で残りの失業給付の何割かをもらう形になりましたね。
なので、日給計算すると一番高くなったと思います。
4回目の退職
続いて4社目。
ぶっちゃけ、もう失業給付を受給することに慣れてしまっているので簡単でした(笑
というか、平日はサービス残業、土日もサービス出勤をして「有休残」ならぬ「公休残」がどんどん溜まっていくブラック企業でしたので、もう何の工作も必要ありません。
タイムカードを直近3ヶ月分程度コピーしておけばそれだけでOKです。
私は念のため半年分コピーしておきました。
あとはそれを初回面談のときに相談して渡せば終了。
会社に確認の連絡が入り、会社はそれを認めて会社都合退職決定です。
今回も初回のときと同様、独立する意思がありつつも並行して転職活動もしていました。
ですので、90日分満額受け取って終了です。
ルールに則って粛々と
こういう世界、どうしても本音と建前があります。
ルールを破ることはアウトですし、私はルール自体は1度も破っていません。
意思の問題などグレーな部分はありますので、そこはルールに則って粛々とこなしていくだけです。
皆さんも雇用保険、失業給付の理念をしっかりと理解しつつ、ルールに則って正しく賢く受給してくださいね。
失業給付の申請と同時にやるべき重要なこと
上記で失業給付を効率良くもらう方法を解説しましたが、失業給付はあくまで3ヶ月程度の延命措置です。
儲かるわけではありませんし、転職期間が長くなってしまったら本当に苦しい状況になってしまうこともあるでしょう。
ですので、何より重要なのは「早めに転職活動を成功させること」です。
次の転職先が自分に合っていて長く勤められ、給与が高いことのほうが失業給付の100倍くらい重要です。
見誤ってはいけない。
私の事例3つ目を見ても分かる通り、早期転職によって残りの給付金の一部を繰り上げで貰えたりすることもありますので、だらだらと3ヶ月かけて転職活動をする必要はありません。
失業給付を効率良くもらいつつもできる限り効率的な転職をして自分の人生を勝ち取ってください。
上記でもチラッと書いた通り、現代の一般的な転職においてハローワークは正直あまり役に立ちません。
ハローワークの中にもたまには良い求人がありますが、圧倒的に中小零細の求人が多いんですよね。
ハローワークに求人を出しているということは採用にお金をあまりかけられないということなので(ハローワークに求人票を出すのは無料です)、ぶっちゃけ潤っていない企業が多いんです。
私も一度だけハローワーク求人から面接に行ってみましたが、「何か違う」と感じてその後は一切使いませんでした。
やはり、現代の転職で良い条件を勝ち取るなら、転職エージェントに登録するのが一番近道です。
転職エージェントならあなたの市場価値を冷静に判断して、最適の求人を紹介してくれます。
大企業に転職できる可能性もこちらのほうが圧倒的に高い。
多くの方は知っていると思いますが、転職エージェントは求職者側はどれだけ利用しても無料です。
こんなのははっきり言って利用しまくらないと損です。
エージェント側は転職を決めると採用企業から報酬が貰えますので、下手するとあなたよりも熱心に転職活動をしてくれますよ。
このパワーを利用させてもらわない手はないですね。
また、初回相談に行ったからといって必ずそこで転職を決めなければならないなんてことはありません。
むしろ面接のアドバイスや職務経歴書の添削だけに利用しても問題ないです。
求職者に有利なせっかくのサービス、賢く活用したいですね。
私も上記の転職のとき、毎回転職エージェントに複数登録していましたよ。
それだけで転職活動ががんがん動きます。
頼れる転職エージェントを紹介
これまでに私が転職エージェントを利用した経験などを踏まえつつ、頼れる転職エージェントを紹介してみたいと思います。
まだ退職していない段階でも、失業給付の準備と合わせてこちらも登録を進めていくことをオススメします。
転職エージェント活用のコツとしては、必ず複数に登録することです。
理由はあとで書きますね。
リクルートエージェント
やはり王道のリクルートエージェントには必ず登録しておくべきです。
大企業とのパイプが違います。
アドバイザーの能力も全体的に高く、担当者による当たり外れが少ないのがいいですね。
経験豊富なアドバイザーが多いので、不安なことは何でも相談してみるのがいいです。
私も毎回相談していました。
是非ともアドバイザーを使い倒して欲しいものですね。
また、同じリクルートのリクナビネクストも一緒に登録しておいてください。
自分でも空いた時間に転職先候補を色々見てみるのはプラスになります。
パラパラと求人を眺めていると、「こんな仕事でこれくらいもらえるのか!」というのが見えてきます。
その感覚は転職をする上で重要です。
転職サイトと転職エージェント、うまく使い分けてくださいね。
リクナビネクスト公式サイト:
https://next.rikunabi.com
doda転職エージェント
リクルートエージェントの一番の対抗馬。
リクルートグループの独特のノリが好きじゃないならこちらがオススメw
80%以上が非公開求人で、利用した人の満足度No.1という調査結果も。
dodaは元々転職サイトとして老舗なので、優良企業との繋がりも豊富ですね。
「次こそはホワイト企業に入りたい!」
という人は、必ず登録しておきたい。
リクルートエージェントさんと競っているので、アドバイザーも丁寧・親切です。
type転職エージェント
関東圏での転職ならココ。
非公開求人が多く、利用者満足度が非常に高いのが特徴。
71%が年収アップというデータも心強い。
転職者一人ひとりへのサポートが手厚く、書類・面接対策もバッチリ。
「初めての転職で不安だからしっかりサポートして欲しい」
そんな人にはイチオシですね。
ただ、対応拠点の関係で転職支援してくれるのは「一都三県限定(東京、神奈川、埼玉、千葉)」なんですよねー。
このクオリティで全国展開してくれれば嬉しいんですが。
逆に地域を絞って注力しているので、20~30代で一都三県の転職を検討している方にはかなりオススメですね。
ハタラクティブ
ここはちょっと異色の転職エージェント。
正社員からの転職ではなく、フリーター・就職浪人・派遣など未経験者が正社員になることに特化したエージェントです。
実は、転職エージェントへの登録って断られることがあるんです。
転職エージェントにとって登録者は商品なので、「売りづらい商品」は仕入れないことがあるんです。厳しい。
恥ずかしながら私も最初の転職時、リクルートエージェントさんに断られています(笑
新卒で1年ちょっと働き、その後2年間独立しようと個人活動(ブランク期間)をしていて、その後就職活動したら普通に断られてしまいましたよ。
ハタラクティブはそういう人の味方です。
正社員経験のない方を正社員にすることに特化していますので、私と同じようにキャリアが汚くてリクルートエージェントさんに断られてしまった人、3ヶ月で会社を辞めてしまった人などどんどん登録してみてくださいね。
ちなみに、現在の転職市場は売り手有利ですので、リクルートさんも若ければ3ヶ月で退職した人でも登録できると思いますよ。
パソナキャリア
求人数はトップクラスですし、転職者の67.1%が転職後の年収アップに成功しています。
年収アップを目指して転職活動をしているならば絶対に登録しておきたい。
大企業だけでなく、自分の可能性を広げたいと考えているのならとりあえず押さえておきたい、登録しておきたいですね。
たくさん登録すれば、得をするのはあたり前
担当者との相性やタイミングもありますので、できるだけ登録したほうがいいですよ。
複数の人から客観的な意見をもらえることが如何に有利でありがたいか。
エージェントごとにそこでしか扱っていない案件もあるので、運命の出会いを逃す可能性もありますからね。
私も転職のたびに毎回3社は登録していましたし、登録しなおしていました。
めんどくさいですが、転職は人生の一大イベントですからね。
出来る限り有利に進めたい。
企業に面接に行くことに比べたら気軽なもんですよ。
転職活動が進んでいる実感も得られますので、在職中でもすぐにでも登録してまずは相談に行ってみることをオススメします。
失業給付にしろ転職活動にしろ、しっかり勉強して準備した人が勝つんです。
行動することが第一歩ですので、効率の良い転職活動を実現するために思いついたらまずは行動してみることをオススメします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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