オリンパスが、スマートフォンと競合する150ドル以下のコンパクトデジカメの開発・生産を中止する方針だということが明らかになりました。オリンパス 低価格のデジカメから撤退へという記事になっています。
スマートフォンの普及に伴って低価格のデジタルカメラの販売が世界的に落ち込むなか、精密機器メーカーの「オリンパス」は低価格のデジタルカメラから撤退し、比較的、高機能な製品に絞り込んで、赤字が続く映像事業の立て直しを目指すことになりました。
スマートフォンのカメラの性能が上がり、確かにコンパクトデジカメの出番という減った気がします。
もちろん、性能の良いコンパクトデジカメで撮影すればキレイなんですけど、スマートフォンとコンデジを持ち歩く、というのが、もうあり得ないという人も多いのでしょうね。
そんな風潮を受けて、オリンパスのコンパクトデジカメも失速。
「ことし3月まで1年間のデジタルカメラの販売台数はおよそ569万台と当初の計画を30%下回り」ということで、赤字が続いてしまっているようです。
これを受けて、オリンパスはデジカメの製品構成を見直し、価格が150ドル、日本円でおよそ1万5000円以下の製品の開発や生産を今年度中に終了する方針を決めました。
低価格すぎるデジカメは開発も生産も行なわない、ということですね。スマートフォンと競合するカテゴリは、もう難しいかもしれません。
2013年2月には、オリンパス、デジタル一眼レフカメラ事業を大幅縮小へというニュースもありました。
オリンパスにとってミラーレス一眼は重要分野ということですが、それ以外のデジカメは絞り込みが行われています。
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