Appleが「WWDC20」で、Macを自社製ARMプロセッサ「Apple Silicon」に移行すると正式に発表しました。
「iOS 14」や「macOS Big Sur」などの発表もありましたが、やはり自社製プロセッサの発表はインパクトがあります。
もちろんIntel Mac用のアプリは継続して使えたり、ユーザー側からするとすんなりと移行できるはずなのですが、過去にMotorolaからPowerPC、さらにはIntelほの移行、OSもMac OS Xへの移行など経験してきた身からすると、この「一度リセットされちゃう感」はめっちゃワクワクするんですよ。
PowerPCからIntelに移行するときに活躍した技術の「Universal」とか「Rosetta」とかめっちゃワクワクしてしまいます!
松尾さんのApple、MacをArmベース「Apple Silicon」に A12Z搭載Mac miniを開発者向けに出荷が素晴らしくよくまとまっています。
対応したXcodeでリコンパイルしたアプリは新プラットフォームでもネイティブで動作するUniversal 2、Intel向けコードをApple Silicon向けにリアルタイム変換するRosetta 2など、PowerPCからIntelへの移行時に使われた技術の新世代版が用いられ、仮想化にも対応している。
ぐわー、ワクワクが止まらない!
違うアーキテクチャの上で変わらぬアプリが動くエミュレーション的なこの感じ!
包摂して無理くり動かしている感みたいなの、たまらなくゾクゾクするんですよね(実際に無理くりかどうか知りませんが)。
身体の一部が機械化されているとか、脳だけ人間で後は義体とか‥‥なんていうんでしょうね、プロセッサが変更されるって大事件なんですけど、それをこともなげに推進して、何ごともなかったかのようにそのまま暮らしていくって‥‥とにかくしびれる!
ちょっと「Apple Silicon」の話から逸れましたが、そういう異物感を体験できる何十年に一度の機会がやってくるわけです。たまらない‥‥たまらない‥‥!
しかも自社製ARMプロセッサ搭載ということで、iOSアプリもmacOS上でネイティブに動くそうです。OSベースでの統合は行われないとAppleでは言ってますけど、アプリが動けばユーザー的には問題ないですね。
iPadOSとiOSが分離したように、やはりMacにはmacOSが使いやすいでしょうね。アプリが動けば問題なしです。
松尾さんの記事に戻ります。
Appleは最初期のPDA(Personal Digital Assistant)であるNewton MessagePad(1993年)に低消費電力で動作するARM(当時の呼称)プロセッサを採用。
そこまでさかのぼりますよねぇ。Apple老人会が大喜びですね。
2020年末には「Apple Silicon」を搭載したMacがリリース予定とのこと。いんや、とにかくARMベースのMacの登場が待ち遠しいです!
ハァハァ。
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