腸が過敏で腹痛や下痢になりやすい方の漢方薬「桂枝加芍薬湯」を飲んでみた

桂枝加芍薬湯

先日、病気から大腿骨を骨折してしまい、完全な寝たきり状態に。

先日、異所性骨化(いしょせいこっか)という病気になりました。その病気が原因で、大腿骨まで骨折することになってしまいました。 ...

健康が損なわれてしまったのと、寝たきりのストレスで腸が過敏になり、慢性的な腹痛に悩まされることとなりました。

ただそれは、ブスコパンという薬が自分に合っていたのか、大きく緩和することができました。

先日、異所性骨化という難病から大腿骨を骨折してしまいました。僕は元々、頸髄損傷で四肢麻痺となっており、普段からベッド...

ただ、ブスコパンという薬自体は結構強い薬のようで、あまり長期で飲むのは良くない(処方薬より市販薬の方が弱いけど)。

なので、腹痛の症状が緩和してきてからは、

もう少しやさしい薬はないものか

と思うように。

で、探していたら自分の症状にピッタリの「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」という漢方薬がありました。

なので早速購入して試してみたら、ちょうど良い漢方薬でした。

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届いた桂枝加芍薬湯

届いたクラシエの漢方セラピーシリーズの漢方薬がこちら。24包8日分。

桂枝加芍薬湯のパッケージ

パッケージにデカデカと「腸が過敏で腹痛や下痢になりやすい方に」と書かれており、過敏な胃腸を持つ自分としては、

これ、自分のためにある漢方薬なんじゃないか?

と購入してしまった次第です。

また商品紹介にも以下のように書かれていました。

●「桂枝加芍薬湯」は、漢方の古典といわれる中国の医書「傷寒論」に収載されてい
る薬方です。
腹が張って痛み、頻繁に便意をもよおすにもかかわらず排便が困難な症状に効果
あります

これも、

まさに毎日腸が張っていて排便が困難な自分向き!

と心にブッ刺さって大きな動機に。

成分や、効果・効能、用法・用量はこちら。

桂枝加芍薬湯の詳細

●効能・効果
体力中等度以下で、腹部膨満感のあるものの次の諸症:しぶり腹、腹痛、下痢、便秘
(注)「しぶり腹」とは、残便感があり、くり返し腹痛を伴う便意を催すものを指します。

●用法・用量
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
年齢・・・1回量・・・1日服用回数
成人(15才以上)・・・1包・・・3回
15才未満7才以上・・・2/3包・・・3回
7才未満4才以上・・・1/2包・・・3回
4才未満2才以上・・・1/3包・・・3回
2才未満・・・1/4包・・・3回
<用法・用量に関連する注意>
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
(2)1才未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場
合にのみ服用させてください。

●成分・分量
成人1日の服用量3包(1包1.0g)中、次の成分を含んでいます。
成分・・・分量
桂枝加芍薬湯エキス粉末M(ケイヒ・タイソウ各2.0g、シャクヤク3.0g、
カンゾウ1.0g、ショウキョウ0.5gより抽出。)・・・1,600mg
添加物として、ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する。

15歳以上の成人は、こちらを1包、1日3回服用します。

桂枝加芍薬湯一包

僕はこれを1週間ぐらい続けました。

取り扱い説明書

説明書はこちら。

桂枝加芍薬湯の説明書1

利用前にまずこちらをしっかりと読むことをおすすめします。

桂枝加芍薬湯の説明書2

桂枝加芍薬湯を飲んでみた感想

漢方薬なので、以前の腹痛(さしこみ・痙攣)でブスコパンを飲んだときほどの即効性はないです。

先日、異所性骨化(いしょせいこっか)という病気になりました。その病気が原因で、大腿骨まで骨折することになってしまいました。 ...

というか、飲んですぐ効くというタイプの代物ではないと思う。

漢方薬なので、「ある程度長期で飲んで体質を改善するもの」と考えておいた方が良いかと思います。

なので、急激な腹痛・腸の痙攣とかであれば、ブスコパンもしくは自分に合った腹痛薬を飲んだ方が良いと思います。

ただ今回、僕自身「桂枝加芍薬湯」を購入した目的はこちら。

  • ブスコパンのような比較的強力な薬はあまり長く飲みたくない
  • ストレスで腹痛(お腹のゴロゴロ)となりやすい状態を中期的に何とかしたい

この漢方薬は、僕のこの目的とちょうどマッチしていました。

強い薬は長く飲みたくないけど、微妙に腹は痛いので、何も飲んでいないと不安…。

というニーズを満たしてくれたというか。

1週間ほど飲んでみましたが、僕の腹痛はある程度解消できたと思います。

まとめ

今回この薬を続けたことで、僕のストレス性?の腹痛は結果的に改善しました。

もちろんこれが「効くと思われる漢方薬を飲んだから」という精神安定剤的な服用(プラシーボ効果)からきたのか、実際の薬効から来たのか正直わかりません。

とはいえ、ストレスからくる腹痛等は、精神安定を求める部分も大きいと思います。なので心が落ち着いて、症状も改善したのであれば、万々歳です。

薬を飲むっていうことは、「飲んだという精神安定的効果」が大事な場面も多々あると思うんですよね。

特に漢方薬は、薬効ももちろんあるんでしょうけど「症状を改善するものを飲んでいるという安心感」を得て心を整える効果を期待されている一面もあるんじゃないかと思う。