我が家では2017年から約4年間、ダイソンv6を使用してきました。
途中、ヘタってきたクリーナーヘッドを交換しメンテしながら、ほぼ毎日使用してきました。
ただ、さすがに4年も使ってくると、今度はバッテリーまでヘタってきたので思い切って、新しく買い替える事にしました。
購入するに当たって、いろいろ調べた結果、現時点では廉価版の「ダイソン v8」あたりが一番コストパフォーマンスが良いように思います。
ただ、せっかく2台目のダイソンなんだから、
新型の機能を満喫したい
ということで、「ダイソン v12」を購入することにしました。
「ダイソン v12」は、「レーザーでホコリの可視化」ができたり
「ホコリモニター」などが搭載され「ホコリの取れ高」を実感できる仕様になっています。
上記のように、「小さなホコリを見える化」することで、
ゲーム感覚で掃除も楽しくなるのでは
ということで「ダイソン v12」を購入することにしました。
目次
Dyson V12 Detect Slim Total Cleanを購入した理由
「ダイソン v12」には、以下の3種類があります(上から値段の高い順)。
- Dyson V12 Detect Slim Absolute Extra(上位クラス)
- Dyson V12 Detect Slim Total Clean(中位クラス)
- Dyson V12 Detect Slim Fluffy(下位クラス)
それぞれの違いはこちら。
僕はこの中から「Dyson V12 Detect Slim Total Clean(中位クラス)」を選択しました。
「Absolute Extra」と「Total Clean」の比較
というのも、「Absolute Extra(上位クラス)」と、今回僕が購入した「Total Clean(中位クラス)」の違いは、「狭いところを掃除する隙間ノズル」にLEDがついているかついていないかの違いしかなかったからです。
LED隙間ノズルとはこれ。
この「LED隙間ノズル」があるかないかだけで1万円も値段が違うというのは「あまりコスパが良くないな」と感じたからです。
「Fluffy」と「Total Clean」の比較
反面、一番値段が安い「Fluffy(下位クラス)」は以下の理由からやめました。
- クリーナーヘッドが1種類しかない
- 布団用クリーナーがついてこない
まず、「Fluffy」は床掃除用のクリーナーヘッドが1種類しかありません。
これまで4年以上ダイソンを使っていて思ったんですが、クリーナーヘッドはかなりの消耗品です。旧式のダイソンもクリーナーヘッドが1つだけだったので、使っているうちにヘタってしまい何度かヘッドを交換しました。
なので、最初からクリーナーヘッドが2つあるほうが、交換しながら使うため消耗を抑えて利用できるからです。
あと、「Fluffy」には「布団用のヘッド」もありません。
僕の場合、布団の上も結構掃除したいので「フトンツール」がないのもキツイ。
ということで消去法で「Dyson V12 Detect Slim Total Clean(中位モデル)」を購入することにしました。
製品仕様はこちら。
本体質量が2.20kg、3.5時間の充電で、最長60分利用できます。
利用時間60分は、エコモードかつモーター駆動のないツール使用時です。
エコモードでなくても、40分くらいは使用できるので、一般家庭であれば十分すぎる使用時間かと思います。
実際に届いたダイソン掃除機
実際に届いた「Dyson V12 Detect Slim Total Clean」がこちら。
ダイソン社のアイコンともいえる創業者ジェームズ・ダイソン氏も箱にしっかりとプリントされています。
箱を開けるとこんな感じ。
中身を取り出すと全部でこれだけ入っていました。
収納ベースも合わせるとこんな感じ。
Dyson V12 Detect Slim Total Cleanの内容品
内容品はこちら。
本体(着脱式バッテリー付き)
本体がこちら。
v12のボタンはスイッチ式です。
従来のトリガー式だと毎度毎度の指の操作が必要ですが、ボタン式だとワンタッチなので、楽っちゃ楽。
ただ、「こまめにスイッチのオン/オフを繰り返したい」なんてことならトリガー式のほうが向いていると思います。
本体の完成イメージはこんな感じ。
初期のダイソンよりもよりスリムに見えます。
レーザースリムフラフィクリーナーヘッド
レーザーで埃を「見える化」するクリーナーヘッドがこちら。
正確に角度調整されたレーザーを照射し、フローリングの目に見えない埃を可視化します。
ダイレクトドライブクリーナーヘッド
畳やカーペット用のクリーナーヘッドがこちら。
固いナイロンブラシがカーペットに入り込んだホコリやペットの毛を掻き取ります。
毛絡み防止スクリューツール
円錐形の回転ブラシがらせん状に動き、髪の毛が絡まない設計のクリーナーヘッド。
狭い場所や、車などの掃除に最適。本当に髪の毛が絡まない。
家で散髪したときや、美容室などでも便利そう。
フトンツール
布団掃除専用のヘッド。
繊細な生地の布団やクッションからホコリやハウスダストを取り除きます。
コンビネーションノズル
棚の上や、車内を掃除するのに便利。
隙間ノズル
狭い隙間や届きにくい場所の掃除に便利。
パイプ
床掃除用のパイプ。
延長ホース
自由に動かせる延長ホース。
ホースが最長61cmまで伸びて、室内の入り組んだ場所や、車内の狭いスペースなど、届きにくい場所の掃除も容易になります。
狭いところも楽々。
専用充電ドック(据え置き用)
据え置き用の充電ドックがこちら。
本体を設置するとこんな感じ。
安定して自立します。
収納用ブラケット(壁掛け用)
壁掛け用の収納ブランケットはこちら。
附属品をこのようにぶら下げておくことができます。
壁掛けブランケットに本体を収納した場合はこちら。
「据え置き型」より、こちらの「壁掛け型」の方が場所はとりません。
使ってみた感想
数週間ほど、実際に使用してみました。
スイッチはボタン式
今回購入した「ダイソン v12」は、スイッチがボタン式なので、掃除の開始時と終了時にボタンを押すだけで良いので楽といえば楽です。
従来のダイソンだと拳銃のトリガーのような形をしていて、吸い込もうと思うと毎度毎度トリガーを引く必要がありました。その面倒さからは解放されます。
ただ、スイッチを細かくオン/オフして、節電とかはやりづらくなっています。
とはいえ、「ダイソン v12」の連続稼働時間は最長で60分もあるので、そこまで節電を意識しなくても十分に家中を掃除できます。
レーザーでホコリが見える
やっぱり、レーザーでホコリが見えやすくなるのはかなり便利。
汚れている部分が一目瞭然です。
それなりに掃除している自分の部屋でも使ってみたんですけど、まだホコリが残っているのが一発でわかります。
ほんとホコリが見えやすくなります。
ホコリの多いところを掃除するとこんな感じに見えます(動画)。
液晶ディスプレイで吸い込んだホコリを数値化
本体背面についている液晶ディスプレイには吸い込んだホコリの種類が視覚化されグラフで表示されます。
グラフで見れるのはこの4種類。
- 花粉大のホコリ(>10μm)
- 微細なホコリ(>60μm)
- ダニの死骸大のホコリ(>180μm)
- 砂糖粒大のホコリ(>500μm)
自分の部屋でも使用してみたところ、「微細なホコリ」がまだまだ結構残っているのがわかります。
動画だとこんな感じ。
ゴミ捨てが簡単
今回購入した「ダイソン v12」のゴミの捨て方はこんな感じ。
ごみ箱の上に先を突っ込んでパカッと開くだけです。
ごみ箱に完全に突っ込んで開けるので、以前よりゴミが飛び散りにくくなりました。
旧式のダイソン(v6)だと、持ち手付近についていたので、捨てにくく結構ゴミが飛び散りやすかったのですが、かなり使い勝手が改善されました。
吸引力も素晴らしい
ダイソンの代名詞ともいえる吸引力も相変わらず素晴らしいです。
当然ですが、めっちゃゴミが取れます。
掃除するたびに結構ゴミが取れるので、やりきった感はあります。
やはり、ゴミをガッツリと吸い取ってこそダイソン。
まとめ
ということで今回、「ダイソン v12」を使ってみて以下の点は非常によかったと思います。
- レーザーでホコリを見ながら掃除できる
- 液晶のホコリモニターでゴミを吸っている感満載
- 旧式よりゴミが捨てやすくなった
- スリムなのに吸引力も申し分なし
旧型から新型に買い替えているので、性能面においては当然全てグレードアップしていました。
難点といえば、値段が高いことでしょうか。とはいえ、僕は性能の良いものを求めていたので価格は想定内でした。
とにかく今回購入したダイソン(v12)は「ホコリの見える化」によって、非常に掃除がしやすくなったと思います。
ホコリが目に見えるんだから、そこを掃除すればいいだけ
なんですもの。
オートモードに設定すれば、「ホコリの多い部分は強力に吸ってくれる」なんて機能もあり、
ダイソンは常に進化しているんだなぁ
と実感しました。
とりあえず、今回も購入して満足。
今回購入したのはこちら(中位クラスのv12)。
v12の最上位クラスがこちら。
少し機能を削ったv12の下位クラスがこちら。
レーザーとか不要で、「強力にゴミを吸い取ってくれればいい」という場合は、廉価版のこちらが一番コストパフォーマンスが高いです(v8)。
ダイソンは旧式でも吸引力は素晴らしいです。