bloodthirsty butchersの密着ドキュメンタリー映画劇場公開

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bloodthirsty butchersの長編ドキュメンタリー映画「kocorono」が、今年の冬に東京・シアターN渋谷ほか全国で劇場公開されることが明らかになった。

bloodthirsty butchersとは?

1986年に札幌で結成されたロックバンドで、メンバーは吉村秀樹(Vo, G)、射守矢雄(B)、小松正宏(Dr)、そして2003年に加入した田渕ひさ子(G)の4人。1991年にFugaziの来日公演に出演したことを機に上京し、2度のアメリカツアーや、オリンピアで行われたフェス「YO YO A GO GO Fes.」への出演などでUSインディーシーンにも名を知らしめる。1994年にはメジャーデビューアルバム「LUKEWARM WIND」をリリース。その後「kocorono」「未完成」といったアルバムが各方面で絶賛され、90年代のオルタナシーンで確固たる地位を築く。結成20年目となった2007年には自主レーベル・391toneを設立。2011年には彼らの姿を追った長編ドキュメンタリー映画「kocorono」が全国各地で劇場公開される。2013年5月、吉村が急性心不全のため逝去。すでにマスタリングを済ませていたアルバム「youth(青春)」と、写真集「bloodthirsty butchers『青春』」が同年11月に発売される。そして念願だった「kocorono」のアナログ盤を完全限定発売。2014年にはトリビュートアルバムを数カ月にわたって複数枚リリースする「Yes, We Love butchers ~Tribute to bloodthirsty butchers~」シリーズが企画されている。

3月に約3年ぶりのニューアルバム「NO ALBUM 無題」と代表作「kocorono」の完全盤を同時リリースしたbloodthirsty butchers。

3月に約3年ぶりのニューアルバム「NO ALBUM 無題」と代表作「kocorono」の完全盤を同時リリースしたbloodthirsty butchers。

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この映画は、メンバーとの親交が深い若手映像作家の川口潤が日本列島の北から南までバンドに完全密着し、彼らの魅力や楽曲制作の秘密、誰も知らないメンバーの現在を追うというもの。川口監督はBOREDOMSの伝説的イベントを撮影した2008年公開のドキュメンタリー映画「77BOADRUM」で知られており、今回の映画は彼にとって2作目の劇場公開作品となる。

結成から23年という長い活動歴の中で、単体での映像作品を一度もリリースしてこなかったbloodthirsty butchers。それだけに今回のドキュメンタリー映画では多くの貴重映像を観ることができそうだ。

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