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カードローンとは?初めての方でも安心な基礎知識

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予期しない急な出費が必要なときに、手元に十分なお金がないという経験がある人は意外に多いのではないでしょうか。

怪我や入院、身近な人の冠婚葬祭などの大きな出費が続くとき、備えがなければ、大きな不安を抱えることになりかねません。

あなたが万が一「今月はお金がピンチ!」という状況になったとき、強い味方になるのが「カードローン」です。

カードローンは限度額の範囲内で、いつでも借入&返済が自由に行える金融サービスの1つとなります。

もちろん、お金を借りることに対して多少なり抵抗のある方や心配だという方は少なくありません。

しかし、カードローンの特徴やメリット・デメリットを理解し、正しい使い方ができれば、とても便利なツールとして利用できます。

この記事では、将来必要になるかもしれないカードローンの基礎知識を説明します。

またカードローンと似ていて、混同されやすいクレジットカードのキャッシング機能との違いについてもわかりやすく解説します。

  • ファイナンシャルプランナー / 美樹ライティングオフィス

    監修者武藤 英次

    成蹊大学経済学部経営学科卒。地方銀行勤務中にカードローンを含む個人・法人の融資業務などを幅広く担当。
    2016年3月に美樹ライティングオフィスを開業し代表を務める。
    趣味は一眼レフでの写真撮影、5人家族でのおでかけ、ピアノ演奏、甲子園を目指す長男の高校野球応援など。
    カナヘイのピスケ&うさぎグッズを大量コレクト中。

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    編集者イーデス編集部

    「ユーザーが信頼して利用できるWEBメディア」を目指す編集部チーム。実際のユーザーの声や業界知識の豊富な専門家の協力を得ながら、コンテンツポリシーに沿ったコンテンツを制作しています。暮らしに関するトピックを中心に、読者の「まよい」を解消し、最適な選択を支援するためのコンテンツを制作中です。

    ■書籍
    初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK

    ■保有資格
    KTAA団体シルバー認証マーク(2023.12.20~)

    ■許認可
    有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788

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カードローンとは?主な特徴を紹介

カードローンの大きな特徴は「融資枠内であれば、いつでも借り入れ・返済を繰り返すことができること」です。

また住宅ローンなどとは違い、保証人や担保を必要としません。さらにお金の使い道が基本的には自由なのも大きな特徴です。

自動車ローンや住宅ローンはお金の使い道が自動車購入や住宅取得に限定されています。

これに対しカードローンで借りたお金は、原則何に使っても問題はありません。

ただし、お金の使い道が自由である半面、金利が高めに設定されていることに注意が必要です。

なお、カードローンは高金利といっても、現在の「超低金利時代」を迎え、過去最低水準まで金利が下がってきています。

また昔のような度を過ぎた取り立て行為も法律で厳しく制限され、比較的安心して利用できると言えるでしょう。

▼カードローンの特徴まとめ

  • 融資枠内であれば、いつでも繰り返し借入・返済が可能
  • 保証人や担保が不要
  • お金の使い道が原則自由
  • 金利は資金使途が限定されるローンよりは高め

カードローンの5つのメリット

カードローンには、以下のような5つのメリットがあります。

カードローンのメリット
内容ワンポイント解説
枠内でいつでも借入&返済OK必要なときに必要な金額だけを借りることができるので、無駄がありません
お金の使い道が自由現金を融資してもらえるので、使い道を縛られる心配がありません
金利以外の手数料が不要カードローン以外のローン商品では印紙代や事務手数料などが必要なことが多くなります
最短で即日融資も可能大手消費者金融では基本的に即日の融資にも対応可能です
コンビニATMが使える大手コンビニATMで借入&返済可能なので大変に便利です

特に「枠内での借り入れ・返済が自由」「コンビニATMでも利用可能」というのは非常に利便性が高いでしょう。

また審査が他のローンではありえないほどに早いため、急なお金のピンチにも対応できるのも大きな魅力です。

カードローンの3つのデメリット

カードローンには、以下のような3つのデメリットがあります。

カードローンのデメリット
内容ワンポイント解説
金利が高めローンとしては高金利設定のため、返済が長引くと支払利息が多くなりがち
借入が癖になる場合があるATMでいつでも借りられるので、つい借りてしまいがち
他のローンの審査への影響住宅ローン等のローン審査に影響があるので注意が必要です

カードローンの金利は超低金利時代ということもあり、史上最低水準にまで下がってきています。

しかしながら年1%程度で借入可能な住宅ローンなどに比べてしまうと、カードローンの金利が高めであるのは否定できません。

高い金利で長期間借入してしまうと、支払利息が増えてしまいます。

そのためカードローンの利用はできる限り「短期利用」にするのが鉄則となります。

また、もしすでに借入しているカードローンの金利が高いとお悩みなら、カードローンの借り換えを検討してみる必要があります。

カードローンは上手に利用すれば、大変頼もしい味方となる半面、好ましくない使い方をすると非常にもったいないことにもなりかねません。返済シミュレーションを活用して、計画的に利用するのがおすすめです。

※返済シミュレーションは、ほとんどのカードローンの公式サイトで無料で利用可能です。数項目を入力するだけで、毎月の返済額や支払利息の目安を知ることができます

2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
カードローンは現在では非常に洗練されたサービスに進化しており、誰でも気軽に利用できるようになっています。
申込はパソコンやスマホからいつでもできますし、昔のような度を過ぎた取り立て行為を心配する必要もありません。
ただし考えなしに利用してしまうと、思いのほか支払利息が増えてしまい「こんなはずではなかった」と後悔することにもなりかねません。
カードローンの利用は「必要最小限の金額」に限り「できる限り短期で完済」するのが鉄則です。
鉄則を守りつつ、計画的に返済できるなら、カードローンはあなたにとってとても頼りになるパートナーとなり得るでしょう。

武藤英次

武藤さん

カードローンを利用する前に知っておきたいこと

カードローンを利用する上で一番重要なことは「返済」です。

どうしてもお金を借りることに気を取られてしまいますが、どのように返済したら良いのかを事前に知っておくことは非常に大切です。

ほとんどカードローンの返済方式は「残高スライドリボルビング方式」となっています。

残高スライドリボルビング方式とは、利用残高に応じた一定の金額を返済していく方式のことです。

基本的に借入額が多くなるにつれて、返済額も段階的に多くなると考えておけばOKでしょう。

毎月決められた期日(約定返済日)に返済していくことになりますが、じつはカードローンの返済額はかなり少なめに抑えられています。

そのため毎月の返済だけで満足していると、なかなか返済が進まずに借入が長期化してしまいがちです。

それを防ぐためには次に説明する「随時返済」を利用する必要があります。

カードローンを上手に利用するには「随時返済」が必須

「随時返済」というのは毎月の返済とは別に、自分の意志で自由に行う追加返済のことです。

お金に余裕のあるタイミングで積極的に随時返済をすることで、より早く借金を完済できます。

さらに短期で完済できることで、支払利息を節約可能です。

カードローンを上手く活用するには、できる限り短い期間で完済する意識を持つことが何よりも大切です。

しっかりと目標の完済時期を決めるのはもちろん、可能な限り前倒しで返済するのがベストです。

返済方式

残高スライドリボルビング方式:現時点の借入残高に対し一定の利率をかけて利息を算出する。残高スライド方式とも言う。

返済方法

  • 約定返済:毎月決められた期日の返済
  • 随時返済:いつでも自由に行える追加の返済

どっちが良い?銀行カードローンと消費者金融カードローンをかんたん比較

カードローンを取り扱う業者は、以下の2つがあります。

  • 銀行
  • 消費者金融会社

それぞれの強みを活かしたサービスを提供しています。

銀行カードローン

銀行カードローンは、銀行のブランドイメージである「安心安全」を提供し、多くの利用者から支持を得ています。

銀行カードローンは消費者金融カードローンと比べて低金利なものが多く、安心ポイントのひとつです。

しかし、低金利で融資するためにも審査は厳しめで融資までのスピードは消費者金融会社に劣ります。

\迷ったらこのサービス/当サイトのおすすめはコチラ!

編集部がおすすめな銀行カードローンは「三菱UFJ銀行カードローン」です。

  • 月々の最低返済額が2,000円※~と負担が軽い
  • 提携コンビニATMの借入&返済手数料がいつでも無料

※借入利率が年8.1%超の場合

消費者金融カードローン

対して、消費者金融カードローンは融資までのスピードが突出して速いのが特徴です。

ほとんどの消費者金融会社は土日祝日も営業しているので、休日申込でも即日融資可能なケースもあります。

少しでも早く現金が必要な利用者にとっては、魅力的なサービスと言えるでしょう。

ちなみに銀行カードローンと比べ、消費者金融カードローンの金利は高めに設定されています。

そのかわりに消費者金融では初回利用に限り30日間程度の無利息期間サービスを利用できることが多くなっています。

2~3ヶ月以内に完済するのであれば、無利息期間サービスのある消費者金融のほうがお得に借入できる場合が多いです。

プロミス

プロミス
利用限度額審査時間融資までの時間
最大500万円最短3分※最短3分※
借入金利無利息期間サービス土日の借入
年4.5%~17.8%30日間

※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。

おすすめポイント

  • Web契約で最短3分融資も可能※
  • 最短10秒で振込可能(24時間振込可能な金融機関の口座を持っていること)
  • 申込、借入、返済24時間OK!
  • 審査時間が最短3分※と早く、即日融資も可能
  • 自動契約機の数も多く、土日祝日の即日融資に対応できる可能性が他社よりも高い
  • 無利息期間が、初回「借入日」の翌日から開始されるため、自分のタイミングで活用できる(他社の無利息期間は、初回「契約日」の翌日から30日間となることがほとんど)

消費者金融は今では誰でも安心して利用できる

「消費者金融会社って、厳しい取り立てで世間を騒がせていたのでは?」「法外な利息を取られるかもしれない」と、ご心配な方もいらっしゃるかもしれません。

たしかに、以前は厳しい取り立てや高い金利の業者が見られ、大きな社会問題となったことがあります。

しかし、平成22年6月に法律が改正され、厳しい取り立てや法外な金利は厳しく規制されるようになりました。現在の消費者金融カードローンは安心して利用できるものとなっています。

▼どんな人におすすめ?

  • 銀行カードローン:低金利で安心して利用したい方におすすめ
  • 消費者金融カードローン:お急ぎの方におすすめ

2級FP技能士
監修者 武藤英次の一言コメント!
2018年以前には、銀行カードローンでも即日融資に対応しているところが多くありました。
しかし現在では銀行業界全体でカードローン審査の見直しが行われ、より時間をかけた慎重審査が行われるように変化しています。
これにより銀行カードローンは即日融資に非対応となってしまいました。
利用者にとっては残念な変化かもしれませんが、カードローン選びはわかりやすくなったと言えるかもしれません。
「審査スピード重視なら消費者金融カードローン」
「金利重視なら銀行カードローン」
…といったように、非常に明確な選択基準に整理できるようになっています。

武藤英次

武藤さん

カードローン利用の流れ

カードローン申し込み~返済までの大まかな流れは下記のようなイメージです。

  1. STEP.1

    利用するカードローンを選ぶ

  2. STEP.2

    店頭・インターネット・電話・無人契約機から自身に合った方法で申し込む

  3. STEP.3

    審査の実施

  4. STEP.4

    審査結果を受ける

  5. STEP.5

    郵送または無人契約機でローン専用カードを受け取る

  6. STEP.6

    ローン専用カードを使ってATMなどから借り入れる

  7. STEP.7

    返済する

申込方法はいくつかありますが、インターネット経由であれば24時間365日申し込み可能で、自分のタイミングでできる気軽さがありおすすめです。

気になる方が多い審査では、氏名・住所・生年月日などの個人情報と、勤務年数・雇用形態・年収などの属性情報を記入します。アルバイトの方でも審査可能なカードローンも多く、定期的かつ安定した収入があればそれほど厳しくはありません。

なお、審査にかかる時間は最短30分から最長一週間程度と、カードローンによって大きく異なります。

▼初めてのカードローン審査についてお悩みの方はこちらの記事を参考にしてください。

カードローンとクレジットカード(キャッシング)との違い

カードローンと混同されやすいものとして、クレジットカードのキャッシングがあります。どちらもお金を借りるという点では同じですが、実は大きな違いがあります。

下に、カードローンとクレジットカードの違いをまとめました。

カードローンとクレジッドカードの違い一覧表
名称カードローンクレジットカード
取り扱い業者銀行、消費者金融会社クレジットカード会社、信販会社 等
利用目的現金融資(キャッシング)ショッピング+現金融資(キャッシング)
貸付枠最大800万円程度最大100万円程度
金利消費者金融:年3.0%~18.0%
銀行カードローン:年2.0%~14.0%
年15.0%~18.0%
融資限度額500万円~800万円100万円程度
融資時間消費者金融:最短即日
銀行カードローン:数日~1週間程度

キャッシング枠がすでにある:即日

キャッシング枠がない:1週間程度

詳細ローンカードを使って、そのままショッピングすることはできない(カードローンは現金を借りる機能に限定)「キャッシング枠」を付帯することで融資を受けることは可能(※ショッピング枠のみでキャッシング枠の設定が無い場合もあり)クレジットカードはショッピングがメインの機能で、キャッシングはオプション機能の位置づけ

※上記の数値は相場であるため、各サービスによって異なります。

多くのクレジットカードでは100万円までのキャッシング利用する場合、法律の最大利率である年18.0%に設定されています。
一方、銀行カードローンでは年14.0%~15.0%の金利水準となっています。下記シミュレーションから分かるとおり、金利面でいえば、銀行カードローンのほうがお得です。
※消費者金融カードローンでは上限金利はおおむね年18.0%となっています。

1万円借りた場合の利息額のシミュレーションの一例(12回払い)
種類金利合計利息額合計返済額
銀行カードローン年14.5%800円10,800円
クレジットカード年18.0%992円10,992円

また、融資時間も異なります。
クレジットカードにキャッシング枠がすでに付いている場合は、即日での借り入れが可能です。
ただしキャッシング枠が付いていない場合は、審査に通る必要があり、借り入れまでに1週間ほどはかかると思っておきましょう。

キャッシング枠がないけれどすぐにお金が必要な人は、最短即日融資に対応している消費者金融からの借り入れがおすすめです。

なお、クレジットカードは原則的にショッピングを目的として利用するものです。
クレジットカードのキャッシング機能は、あくまでも「おまけ」の機能として考えておくのが良いでしょう。

本格的な現金の融資を希望する場合はカードローンを利用するほうが便利です。

利用シーンに合わせて、柔軟に選択するようにしてくださいね。

カードローンとフリーローンの違い

カードローンとフリーローンは名前こそよく似ているものの、商品内容はまったく別物です。
設定される金利、限度額、返済方法など、あらゆる点で違いが見られます。

カードローンとフリーローンの主な違いをまとめると、以下のとおりです。

カードローンとフリーローンの違い一覧表
名称カードローンフリーローン
取り扱い業者銀行、クレジットカード会社、消費者金融、信販会社 等銀行、一部のクレジットカード会社 等
利用目的原則自由(ただし、事業性資金除く)一定の場合を除き自由(見積書などで支払い金額が確認できるもの)
貸付枠最大800万円程度最大1,000万円程度
金利消費者金融:年3.0%~18.0%
銀行カードローン:年2.0%~14.0%
年2.0%~15.0%
融資限度額500万円~800万円100万円程度
融資時間消費者金融:最短即日
銀行カードローン:数日~1週間程度

1週間程度

融資限度額500万円~800万円100万円程度
追加融資不可
返済方法都合にあわせて選択可預金口座より引き落とし
一括返済いつでも可能

原則不可

※ただし、申請によって可能。手数料が発生する場合もある。

借入頻度必要に応じてその都度指定日に預金口座へ一度に振り込み
手続きの量少なめ多め

※上記の数値は相場であるため、各サービスによって異なります。

フリーローンのほうが金利は低めに設定されていますが、追加融資が不可だったり、返済方法の自由度が低かったりする点は注意しましょう。

また、フリーローンの融資時間は1週間程度であり、急ぎでお金が必要な人は、最短即日融資に対応している消費者金融がおすすめです。

まとめ

カードローンは、最短即日融資が可能なスピーディーさと、いつでも借入&返済が自由である使い勝手の良さが魅力です。

その半面、金利が高めですから「最小限」かつ「短期的な借入」に利用するのが鉄則と言えます。

一時的な臨時出費に対処するには最適ですが、毎月の生活費の赤字の穴埋めには向いていません。

かならず利用前には返済シミュレーションを実施して、きちんとした返済計画を検討してください。

上手にカードローンを利用できれば、一時的なお金のピンチをスマートに乗り切ることができますよ。

アイフル以外のカードローン審査について知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

カードローンなぜ審査通らない?審査基準が甘いと聞いたのに通らないときの対処法

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  • プロミス※融資時間:申込時間や審査により希望に沿えない場合があります。無利息期間:30日間無利息サービスを利用するには、メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。新規契約時の融資上限:本審査により決定となります。18歳、19歳の申込みについて:申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)は申込できません。
  • アコム※審査時間・融資時間:申込時間や審査により希望に添えない場合があります。
  • アイフル※申込の状況によっては希望にそえない場合があります。

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