小曽根真

最新リリース

  • 2024年11月20日
  • 9曲

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小曽根真について

日本を代表するジャズピアニスト/作曲家である、小曽根 真。クラシック音楽家としても活動し、その伝統の上に築き上げた独創的な演奏スタイルは、ジャンルを超えて世界中の音楽ファンを魅了する。 1961年、兵庫県神戸市出身。関西を代表するジャズピアニスト/オルガン奏者の父親の影響から5歳からクラシックピアノのレッスンを受ける。12歳の時、オスカー・ピーターソンの演奏を聴いて、ジャズピアニストになることを決意。1980年、米バークリー音楽院に入学。1984年、ジャズ作曲/編曲科を主席で卒業し、同じ年、日本人として初めて、米CBSレコードと専属契約を結び、ゲイリー・バートンのプロデュースによるアルバム『Makoto Ozone』で世界デビュー。しなやかなスウィング感と確かな演奏技術が話題となり、アメリカを拠点に活動をスタート。当時のウィントン・マルサリスに代表される“モダンジャズ回帰”のムーブメントにも乗り、人気ジャズピアニストの一人となった。 1989年に活動の拠点を日本に移し、フュージョンやラテン、ポップなど、さまざまなジャンルに挑戦した作品をリリースして、幅広い音楽ファンを獲得することに成功。そして、デビュー10年目となる1994年、名門Verve Recordsと契約し、オリジナル楽曲によるピアノソロアルバム『ブレイクアウト』をリリース。その後、小曽根 真ザ・トリオを結成、1999年には、アメリカのニューヨークに拠点を移すなど、これまでの経験を糧に、自身の音楽を追求する新たなステージに入る。 大きな転機が訪れたのは、2003年のこと。ラヴェルやブラームス、ガーシュインなど、クラシック作曲家の楽曲を自身のピアノとゲイリー・バートンのビブラフォンのデュオによる即興演奏で再構築したアルバム『Virtuosi』が、第45回グラミー賞ベスト・クラシカル・クロスオーバー・アルバム部門にノミネートされる。この快挙は、小曽根自身のとって大きな自信となり、クラシック音楽の“扉”を開くきっかけとなる。 自己のトリオや、チック・コリアやゲイリー・バートンなど、多くのトップアーティストとの共演、そして、2004年に結成したビッグバンドNo Name Horsesなど、ジャズピアニストとしての活動と並行して、2000年代後半からは、クラシック音楽への本格的な取り組みを始め、国内外の主要オーケストラと共演。ジャズピアニストとしてのリズム感とタッチで解釈したモーツァルト、ラフマニノフ、プロコフィエフなどの協奏曲を演奏し、クラシック音楽界からも高い評価を獲得した。2010年には、ショパンの作品を、ジャズの持つ自由な表現法で演奏したアルバム『ロード・トゥ・ショパン』をリリース。2014年には、ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団のソリストに抜てきされ、またアメリカの主要オーケストラと次々に共演を果たすなど、名実共に“クラシック音楽家”としての地位も確立させた。 2011年には国立音楽大学の教授に就任。2021年には、還暦を迎え、公私のパートナーである俳優の神野三鈴と共に、これからの時代を担う若い演奏家を紹介するプロジェクト“From OZONE till Dawn”を立ち上げるなど、後進の育成も積極的に行っている。2022年には、ジャズとクラシックの楽曲を演奏したピアノソロ作品『Ozone 60』をリリース。そこには、これまで自身が追求してきた唯一無二の音楽が表現されており、まだまだ進化の途中にある“小曽根 真という音楽家”の無限の可能性を感じることができる。

生年月日
1961年
ジャンル
ジャズ
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ヨーロッパ

ラテンアメリカ、カリブ海地域

米国およびカナダ