Muranaga's View

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セイコー ASTRON Nexter Starry Sky 国内限定モデルの購入記

6月10日は「時の記念日」ということで、最近入手した腕時計について記しておく。

20数年愛用した時計が寿命を迎えたこともあり、それに代わる新たなものを購入した。

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それは SEIKO ASTRON ブランドからの一本である。ASTRON はソーラー駆動で、GPSないし電波時計で正確に時を刻むだけでなく、世界のタイムゾーンに対応している。

実は ASTRON ブランドは、発売になった時から憧れていた時計なのだ。僕が欲しいのはデュアル表示で、海外に行った時に現地時刻と日本の時刻、両方が表示されるもの。8B63 というキャリバーを備えた時計になる。

電波か GPS か?GPS は正確だが、価格も高いし飛行機では機内モードにする必要がある。一方、電波はなかなか拾ってくれないという短所がある。今所有している時計もワールドタイム対応のソーラー電波だが、あまり不自由に感じたことはない。そこで今回も電波腕時計にした。

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3月下旬に購入の検討を始めたところ、ちょうど 3月 8日に Nexter Starry Sky という限定モデルが発売された時期であった。「明けの明星」をイメージした星空のデザインに、一目で心惹かれた。

store.seikowatches.com

この中で、僕が欲しいと思うデュアル表示のソーラー電波モデルは、国内限定 400本で販売されたとのことだが、既にいくつものオンラインショップで売り切れになっていた。銀座にある直営ショップ SEIKO ドリームスクエアに現物があるだろう、と思って出かけたが、ここでもそのモデルのみが売り切れであった。

これだけ売り切れの店が多いということは、少し焦った方がいいのかもしれない。デザインや色味については、同じ Starry Sky の別モデルで確認することはできたので、購入の意志は決まっている。

今、在庫があると確認できるのは、SEIKO 直営のオンラインストアのみである。ドリームスクエアで注文できるのか確認したところ、オンラインストアとは別系列の運営であり、在庫は連動しておらず、注文を受けてくれないそうだ。

しかたない。ドリームスクエアから外に出て、インバウンドの外国人で賑わっている銀座の通りの隅に立ち、スマホで注文した。こんな高価な買い物を銀座の雑踏の中で、慌ててオンラインで行うのも、稀有な経験である。

ふだん買わない価格帯であるためか、クレジットカードの決済がいったん拒否され、ますます焦る。こうしている間にも売り切れになってしまうのではないか?クレジットカードアプリから決済をできるように設定して、購入処理を再開、無事、購入することができた。

そうして何とか入手することができたモデルが、SBXY071 である。注文してから 3日ほどで手元に届いた。

store.seikowatches.com

15年前に購入したワールドタイム対応のソーラー電波時計と並べてみる。ASTRON と比べると一回り小さい。こちらは DOLCE ブランドでどちらかというとフォーマルなデザイン。一方の ASTRON はカジュアル・ユース。TPO に応じて使い分けることになるだろう。

暗いところでインデックスと針が青く光るようになっている。

ドリームスクエアで、腕周りの長さを測ってから、オンラインストアで注文したのだが、少し緩い。くるっと一回転するくらいの緩さである。そこで数日後、有楽町国際ビルにある「お客様相談室」に出かけて、長さを調整してもらった。新たに測り直した腕周りは 16.9cm であった。

入手してから約 3ヶ月。すっかり気に入って、毎日身につけている。欠かせない相棒となっている。