【ライブ感がたまらない】神戸ポートピアホテルにフレンチレストランが誕生
こんにちは、リビングWeb編集部のOです。昨年末、神戸ポートピアホテルに新しくフレンチレストランがオープンしました。オープン前に行われたメディア取材会で用意された特別なコースとともに、新レストランの魅力を紹介します。
「コントワール リュバン」はオープンキッチンが見えるカウンターがメイン
神戸ポートピアホテルでは開業以来、最上階(31階)にフレンチレストランがありました。フランスの三ツ星レストランの日本店としてオープンした「アラン・シャペル」、そのあとの「トランテアン」は、多くの人に利用されてきましたが、2024年2月末で閉店。そして、本館1階に「コントワール リュバン」がオープンしました。
「コントワール リュバン」は、シェフが目の前で料理を仕上げる様子をみることができるオープンキッチンのスタイル。今回はキッチンを囲むようにある、メインのカウンター席に案内いただきました。
盛り付けの様子を見ながら料理を味わう楽しさ… 全5品を紹介します
こちらが当日の特別なコース。ちなみに、通常のランチでは、アミューズ、季節のスープ、メイン(魚または肉)、パンの「エクラ」3500円と、全4品の5500円の2つのコースが用意されます。
キッチンでは、豊田悟至総料理長の指示にスタッフが「Oui, monsieru(ウィ、ムッシュ)」と答える、ドラマのようなシーンで全員が一斉に動き始めます。その様子を見ていると、これから提供されるお料理へのワクワクが高まりますよ。
一皿目。パテをパイで包んだ、フランスの古典的な料理「パテクルート」。“試食サイズ”でしたが、お肉の味がしっかり感じられ、「もっと、食べたい!」と思いました。
キッチンでは、盛り付け作業が行われています。細かい作業が続く様子を見ながら次のお料理を待つのも、楽しい。今回は一人での参加でしたが、間が持たないということはありませんでした。誰かと一緒ならば、キッチンの様子についてあれこれと話して、会話が弾みそうです。
2品目「サーモンマリネ 柚子の香り」。繊細な作業が施された、美しい盛り付けに思わず「キレイ」と言葉が出ました。
キッチンでは、ガラスのお皿に何かを描く作業が始まりました。さぁ、次はどんなお料理が登場するのでしょう。
「国産牛もも肉(イチボ)のタルタル タルトレット仕立て」。これもまた、美しい! 紅ダイコンや黄色ニンジン、カブの葉を使ったカラフルなピュレで描かれた模様は、“リボン”をイメージしているそう。
4品目となる魚料理は、「寒鰆のミキュイ 岩津ねぎのデクリネゾンジュソース」。サワラをミキュイ(半生)でいただくのは初めて! お刺身でもない、もちろん焼き魚でもない、絶妙な火加減で仕上げられていて、個人的には“本日のナンバーワン”でした。食べ終わってしまうのが残念なくらい…。
最後は、「クレームカラメル」。しっかりとお料理をいただいた後でもペロリといただけてしまいました。
「コントワール リュバン」では、ランチコース(3500円、5500円)、ディナーコース(1万円)のほか、アラカルトメニュー(1800円~)も用意されています。ワインにもこだわりがあり、ソムリエが国内外から厳選。料理や好みなどに合わせて提案をしてくれます。さらに、ソフトドリンクにもこだわりがあり、オリジナルのジンジャーエールなどを用意。お酒が苦手でも、飲み物と一緒に料理を楽しめるように配慮されているのはうれしいポイントだと感じました。
カウンター(16席)のほか、テーブル席(20席、うち個室8室あり)もあります。が、ライブ感を楽しむならぜひ、カウンター席で!
リビング新聞(大阪・兵庫)のInstagramでは、「リュバン」をショート動画で紹介。ぜひ、ご覧ください。
コントワール リュバン(Comptoir Ruban)
■場所 神戸ポートピアホテル 本館1階
■営業時間 ランチ=11:30~14:30(14:00LO)、ディナー=17:30(土・日曜、祝日17:00)~21:30(20:00LO、コースは20:00LO)。毎週水曜のディナータイムは「アペリティフ営業(飲み物とフレンチおつまみ)」
■定休日 毎週月・火曜(祝日の場合は営業、翌平日休)
■Webサイト https://www.portopia.co.jp/restaurant/ruban/
※料金はいずれも税・サ込み