国際2面

「韓国混乱、低成長に追い打ち
 半導体育成にも逆風
 ウォン安・株安 市場不安定
 政府幹部、金融安全性訴え」

 このところ、韓国KOSPIとウオンの価格を確認する日が続いています。
 「韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が宣言した非常戒厳を巡る政治の混乱は、経済にも影を落としつつある。政府は経済成長率が低迷するなか、中国依存の経済の変革を探ってきたが、政治混乱で政策は停滞し、半導体など稼ぎ頭となる産業の成長にも暗雲がかかる」
 頼みのサムスンの状況が今一つ。戒厳令の前から、韓国経済の行方を懸念していました。

 「3日夜の戒厳宣言の後、韓国の金融市場は不安定な状況が続いている。11日までに韓国の総合株価指数KOSPI(コスピ)は3日終値に比べて2.3%安、為替は対ドルで3日より2.1%ウォン安に振れた」  
 それでもKOSPIは少し持ち直しています。

 もともと韓国経済はこのところ不調でした。  
 「韓国経済は近年、低成長にあえいでいる。23年の国内総生産(GDP)成長率は前年比1.3ポイント減の1.4%と、20年の新型コロナウイルス禍以降で最も低い水準に落ち込んだ」
 「韓国銀行(中央銀行)は11月、24年の成長見通しを2.4%から2.2%に、25年の展望も2.1%から1.9%に引き下げた」

 韓国の人口は日本の半分、5000万人。内需はあまり期待が出来ず。
 「中国の急速な経済成長の恩恵を受け、半導体やディスプレー、自動車などの主力産業は中国向け輸出を増やしながら規模を拡大してきた」
 「それだけに中国の景気減速の衝撃は大きく、産業構造の変革を迫られている」

 尹大統領が進めて来た「防衛産業」も、キルギスやスウェーデンが帰国したり延期で期待が持てず。
 「輸出のうち最大の約2割を占める基幹産業である半導体も、一連の混乱による悪影響が及ぶ。半導体業界の競争力を高める目的で、補助金や労働時間の規制などを見直す関連特別法案は成立のめどが立っていない」
 観光にも打撃が。

 「不安定な政治情勢は投資控えや観光客の減少につながる」
 韓国の方が、今は韓国に来ないで、と呼びかけるYouTube動画も見ました。
 世情が不安定だと安心して旅行はできないでしょう。
 ホームスティでお世話になった家族は、今どう思って暮らしているのか。

 これからも韓国経済の動向を注視していきます。
                   
       
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