「防衛特別法人税」の新設が決まって　今朝の日経から12月12日【株式・投信・ﾏｰｹｯﾄ】 : インデックス投資家の老後生活<実践編>

投資2面

「防衛関連株が急伸
　特別法人税設置へ　収益拡大に期待」

　日本株は微上げ、しょぼい内容ですが、日経平均は3日連続続伸。
　日経平均は4円高の39,372円、TOPIXは7ポイント高の2,749ポイントで引けています。
　グロース250は1ポイント安、東証リート指数は4ポイント高でした。

　「日銀の追加利上げ観測がくすぶるなか、金利上昇が追い風になりやすい銀行のほか、保険、重工などに買いが入り相場を支えた。半面、半導体市場に対する楽観的な見方が後退したのを背景にアドテストなど半導体関連が軒並み下落し重荷となった」
　重工が騰がったのは、わけがあります。

　「防衛関連株が軒並み買われた。川崎重工業は前日比10%上昇し1カ月ぶりの高値をつけた。政府が2026年4月から防衛特別法人税（仮称）を新設すると伝わり、収益の拡大期待から買いが集まった」

　石破首相になって、力が入ると言われていた防衛関係。来ましたか。

　「川崎重工は輸送機や潜水艦を手掛けている。11日の売買代金は2180億円と前日から約3倍に増えた。ロケット関連などの防衛装備品に強みを持つIHIは前日比6%高、戦闘機や航空機器をつくる三菱重工業は4%高となった」
　亡母は、生前川崎重工株を持っていました。なかなか株価は騰がらなかったようですが。

　「中小型の防衛関連銘柄にも買いが波及した。防衛省に管制システムなどを納入する日本アビオニクス（3%高）や小銃メーカーの豊和工業（2%高）なども上昇した」
　問題はこの先。　　
　増税があるのです。

　「防衛力強化の財源にする法人・たばこ・所得3税の増税を巡る政府案が判明した。法人税は2026年4月以降、新たに税率4%を付加する防衛特別法人税（仮称）を開始する」
　法人税はともかく、所得税も増税？さりげなく書いてありますが、詳細は不明。何だよ、とも思います。　　
　これは、この先しっかりと見届けることに致しましょう。