インサイドアウト面
「『食の砂漠』都心にも買い物難民
大型開発で住環境変化、
遠のくスーパーや商店」
買い物難民、怖い言葉です。
老後に買い物難民になってしまうことは、考えたくないですね。今のところ、近所にスーパーやドラッグストア、コンビニが何件かありますが、町は高齢者が目立つように。いつ撤退してしまうか、気が気ではありません。
「肉や魚、野菜など生鮮食品が入手困難になる『フードデザート(食の砂漠)』が地方だけでなく、東京都心にも広がっている。地方で主にアクセスが問題となる中、都心では大型開発で移り住む富裕層が増加。手ごろな価格で買えるスーパーや個人商店が撤退し、高齢者を中心に『買い物難民』が発生する構図だ」
フードデザート(食の砂漠)、初めて聞きました。
「フードデザートは生鮮食品が入手困難な地域を指す。その地域の住民は栄養状態が悪化し、健康を損ねる恐れがある。2023年11月に日本一の超高層ビル、麻布台ヒルズが開業するなど今も発展が続く港区だが、公営住宅で暮らす人や年金生活者らがフードデザートのリスクを抱えている」
「昔は近所に安い個人商店もあったが、今では高級スーパーばかりで買い物がしづらくなった。東京都港区の高級住宅街、麻布に約30年住む80代の男性はこぼす」
高級スーパーはあるんだ。だったらそこで、とは言えないのですね。決まった年金で暮らしていれば、そうそう高級品には手が出せない。
どれくらい差があるかと言えばーー
「地区内で野菜13品の合計価格の平均を調べると、小型スーパーが2353円、個人商店が2349円だったのに対し、高級スーパーは3572円と5割以上も高かった」
5割かあ、年金生活者にはきついでしょうね。
「買い物難民の高齢者は店舗が少なく公共交通網が不十分な地方に多い。国の研究機関、農林水産政策研究所はスーパーなどから500メートル以上離れ、車の利用が困難な高齢者を『食料品アクセス困難人口』と定義し、5年ごとに推計結果を公表している」
「東京都などは対策として都内各地で移動販売を展開する。港区に隣接する渋谷区広尾にある都営住宅のエレベーターホールでは、週2回訪れる移動販売の店主が客の好みや最近買った商品を念頭に置きながら次々と声をかける。客は杖や手押し車、車いすを使ったり、ヘルパーに付き添われたりと買い物が不自由な高齢者が多い」
この描写、切ないですね。「杖や手押し車、車いすを使ったり、ヘルパーに付き添われたり」この方々が遠くの小型スーパーへは行けないわけです。
「地方や郊外では人口が減少した地域を対象にスーパーへの移動手段の提供や移動販売、食品の宅配などの対策が打ち出しやすい。これに対して都心ではフードデザートのリスクを抱える高齢者らが分散しており、対策が難しい」 都心だからこそ見えにくい、とは皮肉なものです。
我が家は生協にシフトして来ています。週に一度、家の前まで前週に注文した物を運んで貰えます。非常に便利。つい買い過ぎます。スーパーやドラッグストアでは、その日に飲むお酒や、足りなくなった調味料を買うくらい。
生協がある限り、買い物難民にはならない、と思っているのですが、人口動向によってはこれもどうなるかは、わかりません。
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「『食の砂漠』都心にも買い物難民
大型開発で住環境変化、
遠のくスーパーや商店」
買い物難民、怖い言葉です。
老後に買い物難民になってしまうことは、考えたくないですね。今のところ、近所にスーパーやドラッグストア、コンビニが何件かありますが、町は高齢者が目立つように。いつ撤退してしまうか、気が気ではありません。
「肉や魚、野菜など生鮮食品が入手困難になる『フードデザート(食の砂漠)』が地方だけでなく、東京都心にも広がっている。地方で主にアクセスが問題となる中、都心では大型開発で移り住む富裕層が増加。手ごろな価格で買えるスーパーや個人商店が撤退し、高齢者を中心に『買い物難民』が発生する構図だ」
フードデザート(食の砂漠)、初めて聞きました。
「フードデザートは生鮮食品が入手困難な地域を指す。その地域の住民は栄養状態が悪化し、健康を損ねる恐れがある。2023年11月に日本一の超高層ビル、麻布台ヒルズが開業するなど今も発展が続く港区だが、公営住宅で暮らす人や年金生活者らがフードデザートのリスクを抱えている」
「昔は近所に安い個人商店もあったが、今では高級スーパーばかりで買い物がしづらくなった。東京都港区の高級住宅街、麻布に約30年住む80代の男性はこぼす」
高級スーパーはあるんだ。だったらそこで、とは言えないのですね。決まった年金で暮らしていれば、そうそう高級品には手が出せない。
どれくらい差があるかと言えばーー
「地区内で野菜13品の合計価格の平均を調べると、小型スーパーが2353円、個人商店が2349円だったのに対し、高級スーパーは3572円と5割以上も高かった」
5割かあ、年金生活者にはきついでしょうね。
「買い物難民の高齢者は店舗が少なく公共交通網が不十分な地方に多い。国の研究機関、農林水産政策研究所はスーパーなどから500メートル以上離れ、車の利用が困難な高齢者を『食料品アクセス困難人口』と定義し、5年ごとに推計結果を公表している」
「15年時点で全国825万人とされた食料品アクセス困難人口のうち、地方圏は447万人で5割強を占めた。一方、東京でも買い物難民が拡大している実態も浮かんだ。15年時点の東京圏は198万人。05年に比べて1.6倍で、他地域よりも増加率が顕著だった」
東京での買い物難民。まさか、人生の終着点近くでそうなるとは思ってなかったでしょうね。「東京都などは対策として都内各地で移動販売を展開する。港区に隣接する渋谷区広尾にある都営住宅のエレベーターホールでは、週2回訪れる移動販売の店主が客の好みや最近買った商品を念頭に置きながら次々と声をかける。客は杖や手押し車、車いすを使ったり、ヘルパーに付き添われたりと買い物が不自由な高齢者が多い」
この描写、切ないですね。「杖や手押し車、車いすを使ったり、ヘルパーに付き添われたり」この方々が遠くの小型スーパーへは行けないわけです。
「地方や郊外では人口が減少した地域を対象にスーパーへの移動手段の提供や移動販売、食品の宅配などの対策が打ち出しやすい。これに対して都心ではフードデザートのリスクを抱える高齢者らが分散しており、対策が難しい」 都心だからこそ見えにくい、とは皮肉なものです。
我が家は生協にシフトして来ています。週に一度、家の前まで前週に注文した物を運んで貰えます。非常に便利。つい買い過ぎます。スーパーやドラッグストアでは、その日に飲むお酒や、足りなくなった調味料を買うくらい。
生協がある限り、買い物難民にはならない、と思っているのですが、人口動向によってはこれもどうなるかは、わかりません。
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