
【バイクファッション】バイクを知らない服飾学生が作ったバイクウェアがついに完成! vol.3
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今年の9月に紹介した、バイクを知らない服飾の専門学生がバイクウェアを作ったらどうなるのか、という企画。
ついに先日完成しました!
今回は完成したウェアをモデルさんに着せてバイクと一緒に撮影!
斬新かつ新鮮なデザインに必見です!
コントラストが映える着心地抜群ウェア
Designer 山下カレン/Model アハマド アフリン
前回のサーキット仮縫い段階でロアーズオリジナルの髙橋さんにいろいろアドバイスをもらっていたデザイナーのカレンさん。
コントラストが映えるクールなウェアが完成しました。
モデルさんの印象ともぴったりでかっこいい!
こんなクールビューティーライダーが走ってたら予定なんか忘れて追っかけちゃうなぁ…。
このウェア、わりとピッタリなサイズ感だったのでモデルのアフリンさんに跨ってみてキツくないか聞いてみると、むしろめちゃくちゃ動きやすいとか!
その秘密を探ってみると、ウェアの至る所に伸縮する素材を使っているからなんです。
これは「蛇腹」と言われる方法で一番苦労したポイントだとか。
蛇腹だけでなく、ジャケットの背中部分にもゴムが入っているなど、あらゆる関節部分に工夫がされていてかなり考えて設計設計されたウェア。
仮縫いでのサーキットの経験が生かされています。
デザイナーのカレンさんは今までバイクと触れ合ったことがあまりなかったけど、今回色々経験して興味が出てきたと言います。
これからも機能性を追求した服作りがしたい、とのことでした!
王道とは一味違う、若者流カジュアルウェア
Designer 山田有花/Model 宮崎翔太
レーサーみたいなスタイルよりも、男の子が自分の着たい服を着て行きたいところに行く、というバイクらしい自由なスタイルを貫いた!というデザイナーの山田さん。
今回ヘルメットまで塗装・デザインするほどこだわりを持っていました。
こちらのウェアもモデルさんに凄く似合っていて、シブさの中に若者らしいカジュアルなイメージもあります!
もともと原案の段階から革で作ることは決めていたらしいのですが、いざ完成してからもっと自由でカジュアルなイメージが欲しく、バイク屋や古着屋などで見つけたワッペンでアレンジを加えたそう。
レトロでもなければ現代風でもない…。
ひたすら自分のスタイルを貫くところが面白いし、最高にクールです!
そもそもライダースって基本ピッタリと体にフィットして体のラインを美しく見せていますが、このウェアはわりとゆったりとした感じ。
しかし細かい所をしっかり詰めて考えているので、これが逆の意味で綺麗なシルエットを演出しているんですね。
もちろん「おしゃれ」だけではなく機能の面もしっかり対策。
袖の部分などにリブを入れて風対策、インナーもキルティング素材を使っているので凄く暖かいのだとか。
この服を着る人にはバイクに乗る時だけじゃなくても「これを着て行きたい!」と思って欲しいウェアが作れたという山田さん。
一味違ったスタイルのバイクウェアになりました!
次回へ続く!
この企画に参加してくれたのは全部で5人。
今回は二人の学生さんの作品を紹介しました。
次回も若者だからできたおしゃれなウェアが登場します。
お楽しみに!
次回記事:【バイクファッション】バイクを知らない服飾学生が作ったバイクウェアがついに完成! vol.4
制作したのは文化服装学院のみなさん!
今回この企画に参加したのは渋谷区代々木にあるファッションの専門学校「文化服装学院」の生徒さん。
この学校の卒業生でもある「ROARS ORIGINAL」の髙橋さんが製作の講師を務め、バイクウェアを作りました。
この記事をかいた人
28歳MotoBe編集長。愛車はRA125、SR400、MHR、NSR250R(MC21)※組立中など大の旧車、2スト好きでもある。バイクに関するWeb記事、雑誌、ライトな写真撮影、脚本、イベントなど何でも編集屋さん。 関連記事:【バイクの魅力】バイクに乗り始めた理由は?「バイクがあれば色んな遊びができるから」ケース1(編集長)