待てば海路の日和あり

　ということで。久々にこの企画。
　キュノ・Ａさん作成のバトン「オリキャラウエディング」をベースにさせていただいたキャラへのインタビューコーナーです。

　今回は「鬼は涙を流さない」に登場する山城真理子先生です（笑）
　先生ワールドをお楽しみください。

Q1 まずは、軽い自己紹介をお願いします！
　A1 山城真理子。五十代独身乙女。某大学の英文学科で教授をやらせていただいている。専門は英語圏における女性作者の系譜、だ。

Q2 あなたが式を挙げようと思う場所は？
　A2 結婚式か。まあ、有名ホテルがいいな。格式もあるし、いろいろ選択肢も増え、豪華だろうからな。大学から近く、関係諸氏を招待するのに問題がない場所がいいだろう。

Q3 式の日取りは？
　A3　もちろん大安吉日だな。縁起を担ぐ方ではないが、おかしな日取りを選んでろくでもない結果になったら、おかしな後悔が残るだろう。

Q4 誰を招待したいですか？
　A4 親族はほぼ死に絶えているからなあ。まあ、大学や学会の関係の知り合いが中心になるだろう。趣味の友達（アイドル追っかけ仲間）は、常に日本中を走り回っているからなあ。来られるかどうか……（遠い目）。

Q5 どんな雰囲気の式にしたいですか？（荘厳、アットホームなど）
　A5 式は華やかで荘厳な感じにしたいな。披露宴は、お花いっぱいで可愛く♪　な！

Q6 花嫁さんの衣装は式の華！　どんな感じがいいですか？
　A6 まずは白無垢だ！　それから、色打掛を着るぞ。最近はだな、ピンクの打掛もあるのだ！　好みとしてはやはり、花いっぱいの柄の可愛らしいものを選びたいな。もちろんドレスも着る。ウェディングドレスはAラインが人気のようだが、私としてはマーメイドラインの方が好みだ。裾を長く引く、レースたっぷりの物が良いな。あとは、あれだな。女の子の夢たっぷりの、鮮やかなピンクの色ドレスに、コサージュで大胆にお花をいっぱい表現した色ドレスで締めだ！　やはり一生に一度だからな、可愛い衣装をたっぷり着なくてはな！

Q7 ついでに（……）花婿さんの衣装は？
　A7 　花婿？　……ああ。そんなのも要るな。まあ、イケメンであれば大概のものは着こなすだろう。私が和装の時は紋付き袴、洋装の時は白タキシード辺りで恰好良く佇んでいてくれれば良いのではないかな。

Q8 何の前で永遠の愛を誓いますか？（神、参列者など）
　A8 山城家は神式と決まっているが。それはそれとしてウエディングドレスは着るぞ、絶対に。

Q9 永遠の愛を誓うことばはどんなもの？
　A9 そんなことは……秘密だ（ポッ）

Q10 マリッジリングや、それに類するものの交換をしますか？
　A10 当然だな。凝ったデザインのペアリングを用意したいな。

Q11 誓いのキス、しますか？　そのとき、どんな気持ちがすると思いますか？
　A11 まあ、相手次第だが。そうする度胸がある男なら、合わせてやらんこともないぞ？

Q12 正直、式の最中に泣いてしまうと思いますか？
　A12 勝利の瞬間に泣く趣味は持たんな。

Q13 参列者のみなさんの反応は？
　A13 まあ、他人の披露宴の参列など、花嫁のドレスの品評と料理が美味かったかどうかだからな。もちろん、満足させる気で臨むが。

Q14 フラワーシャワー、またはそれに類するものは行われますか？
　A14 ふむ。まあ、やっても構わんが。そういう派手な風習は肌に合わんな。

Q15 ……ここまで回答してきて、具体的にお相手の顔が思い浮かんでますか？
　A15 相手にしたい顔ならいくつも浮かんでいるが（真顔）。一押しの○○くん、二押しの○○○○、三押しの……（以下延々と男性アイドルの名前の羅列が続く）。　問題は、どこで知り合い、鹵獲……ではない、恋愛関係に陥るかだな。

Q16 実現するのはいつごろになりそうですか？
　A16 全ては出会えるかどうかにかかっている。

【オリキャラウエディング】バトン


　……先生視点で打掛、ウエディングドレス、色ドレスを眺めていたら、頭がクラクラしてきました……(-_-；)
　現実に、先生が好きそうなヒラヒラがたくさんあって気分はワンダーワールドです。
　色打掛は、私の若い頃より確実に、ピンクとか明るい色が増えて来ていて、時代の変化を感じさせました。
　先生にとっては確実に、自分の好みに世の中が追いついて来ていると思われるので、「よっしゃあ！　ここまで待った甲斐があった！」と思っているかもしれません。
　後は、相手だけですね、先生(^_^;)

　おまけのキャラへのオリジナル質問。
【名前の由来は？　どんな意味があって、誰がつけましたか？】
　A.　読んで字の通り、真理を目指すように、という名前だ。他界した祖父がつけた。真理とはまた、難しい命題を託されたものだ（苦笑）。

　さて。こんなおめでたいウェディング気分の企画なのに。
　なぜか、先生口調で書いていると、PCさんが「着る」という言葉をやたらに物騒に変換してくれました。

　ウェディングドレスを「斬る」。
　色ドレスを「切る」。

　これも先生の人徳でしょうか。
　山城先生の未来に幸あれ。

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