【取材記事】街がライブであふれる4日間がはじまる。
11/9〜「Live!横浜2024」初開催!
横浜には、みなとみらいを中心に、約40の大小さまざまな音楽施設が集まっています。そんな横浜・みなとみらいのオープンスペースを舞台に、横浜市が音楽施設や様々なイベントとともに「Live!横浜2024」を初開催します。
11月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)の4日間にわたって大規模音楽フェスを中心に、音楽やダンス、スポーツを組み合わせたさまざまなライブイベントを、街のいたるところで展開。
“音楽のまち 横浜”を発信するフェスティバルの魅力を伺いました。
横浜ならではのオープンスペースでライブを
近年みなとみらいには、ぴあアリーナMM(2020年開業)やKアリーナ横浜(2023年開業)をはじめとした音楽施設がオープン、街なかで年間を通じてライブパフォーマンスを楽しめる「みなとみらい STREET MUSIC」など、音楽によるまちづくりの取り組みが定着してきました。
「音楽のまち 横浜」をさらに盛り上げるため、今年初開催される「Live!横浜2024」。
横浜市が音楽施設や大小さまざまなイベントと連携しながら、みなとみらいの景観を楽しめるオープンスペースに特設会場を設け、8つの街なかステージを中心に30カ所を超える会場でライブを展開するフェスティバルです。だれでも気軽にライブパフォーマンスを楽しめる4日間となります。
Live!横浜2024は、みなとみらいエリアでの大規模な音楽フェス「PIA MUSIC COMPLEX2024」と「Local Green Festival’24」、日本最大級のアーバンスポーツイベント「YOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL’24」といった有料の大規模イベントと連携し、観覧無料のサテライトステージが設置され、特別なライブパフォーマンスが繰り広げられます。
「PIA MUSIC COMPLEX2024」と「Local Green Festival’24」のサテライトステージ(観覧無料)が、みなとみらいのオープンスペースに展開される(※ライブイメージ画像は有料ステージの様子です)
また、みなとみらいならではのオープンスペースを活用したステージは、このフェスティバルの大きな魅力の一つ。
グランモール公園(美術の広場)、JR桜木町駅前広場、ランドマークプラザ(サカタノタネ ガーデンスクエア)、クイーンズスクエア横浜(クイーンズサークル、クイーンズパーク)、横浜シンフォステージ、日本丸メモリアルパーク、運河パークの8会場に観覧無料の「街なかステージ」も設けられ、プロも出演するライブパフォーマンス、高校生の吹奏楽やダンス、ジャズや人気アニメのステージ、トップスポーツチームの体験企画など、ジャンルを超えた多彩で盛りだくさんのプログラムを楽しむことができます。
横浜の風景とともにライブパフォーマンスを体験して
Live!横浜2024のプロデューサー・小野さんに、フェスティバルの魅力を伺いました。
「空と海を感じられるロケーションと風景。この横浜の魅力を生かしながらステージを準備してきました。ライブは一度きりのもの。そこで立ち会った方しか出会えない体験があります。2週にわたる土日の4日間、みなとみらいを面的にぎゅっと集約して開催します。目当てのプログラムに訪れるのもよいですし、ふらりと訪れても楽しめると思います。音楽やダンスなど、ジャンルを超えた交わりによって、新しいものが生まれる場をつくれたらと考えています。横浜の風景とともに、自由にステージを楽しんでくださいね」
フェスティバルのコンセプトの一つに、「未来につなぐ、未来を育てる」を掲げています。
市民公募型のステージや、子ども向けの参加型プログラムも多数用意しています。プロのアーティストから指導を受けられるワークショップや共演できるステージ、楽器体験や楽器づくりといった体験企画、プロのダンス、トップスポーツチームを間近に見られるステージもあり、トップレベルのパフォーマンスを体験できます。
「未来を担う、将来のつくり手を発掘していけたらと思っています。横浜がチャレンジできる街として認識され、クリエイティブな人たちに選ばれる街になっていくといいですね。表現したい人、支えたい人、楽しみたい人が、つながっていく街になることを期待しています」と小野さんは語ります。
街なかの30を超える会場でステージを展開し、多様な団体と連携する今回のフェスティバル。
新しい取組も生まれています。
PIA MUSIC COMPLEX2024のサテライトステージとなる、JR桜木町駅前広場では、初のナイトタイムのパフォーマンスを開催し、ステージとなる大型トラックでは、ライティング等で環境に配慮した電力が使用されます。
「空間がどう輝き、市民のみなさんがどう見守ってくださるのか楽しみです。Live!横浜全体を通して、必ずどこかに新しい発見があるはずです。今後もアートや文化を活用しながらフェスティバルを継続し、横浜のイメージをアップデートして“音楽といえば横浜”と思ってもらえるようになればうれしいですね」と小野さん。
期間中「みなとみらいSTREET MUSIC」のフェスが初開催!
Live!横浜2024の連携イベントとして、「みなとみらいSTREET MUSIC Fes.2024」が初開催されます。
Live!横浜2024に合わせて初開催する「みなとみらいSTREET MUSIC Fes.2024」は、通常のみなとみらいSTREET MUSIC(以下、「MMSM」)のスペシャル版となるイベントです。
11月9日(土)10日(日)16日(日)の3日間、MMSMのミュージシャンが音楽で街を盛り上げます。
MMSMは、元々ストリートミュージシャンに正式な演奏の場を提供しようとクイーンズスクエア横浜 クイーンズサークルを演奏会場として2014年に始まった取り組みです。2022年度からはみなとみらいを起点に横浜を音楽の街としてブランディングしていく「Music Port YOKOHAMA」の枠組みの中で、会場を広げてきました。
公募アーティストの中から審査を通過したアーティストが出演できる仕組みで、2024年度は123組の多彩なジャンルのアーティストが、年間を通してみなとみらいの29会場でパフォーマンスを行っています。
2024年度はザ・カハラホテル&リゾート横浜や横濱ゲートタワー、LG YOKOHAMA INOVATION CENTERなど9会場が新たに加わりました。
MMSMの様子
参加型イベントでミュージシャンを応援!
フェスはクイーンズスクエア横浜 クイーンモール(パシフィコ口)、横浜ワールドポーターズ(2階汽車道ゲートイベントスペース)のメイン2会場を含む、みなとみらいの全14会場で開催します。
期間中の3日間は、MMSMのミュージシャンが一斉に演奏を披露します。
メインの2会場では、観客からミュージシャンに チアシールを投票してもらう「Best Musicianをえらべ!」 が行われます。皆さんの投票でBest Musician2024を決定しますので、ぜひ投票してくださいね。
また、スタンプ用紙にもなっているチラシを持って、全14会場のうち3つ以上の会場で 演奏を聴き、そのミュージシャンにスタンプを押してもらうと、MMSM特製のアクリルキーホルダーがもらえます。
全会場でクラシック、ポップス、ジャズ、ワールドミュージックなど さまざまなジャンルのアーティストが出演しますので、ぜひお越しください。
メイン会場の一つ、横浜ワールドポーターズ。街歩きしながら音楽に出会える
MMSMを主催する(一社)横浜みなとみらい21の鈴木さんに、企画に込めた思いをお聞きしました。
「訪れた方に、この街が音楽に力を入れていることを知っていただければと思います。ここから羽ばたきたいというミュージシャンをサポートし、将来大舞台で活躍する方たちを育てる土台になれたらうれしいですね。Live!横浜2024と連動した今回のフェスで、ますますの盛り上がりが期待されます。Live!横浜2024の4日間は、音楽があふれる街になります。MMSMやLive!横浜を楽しんでくださいね」と鈴木さん。
街歩きをするだけでも楽しいみなとみらいに、音楽の魅力がギュッとつまったこの4日間。
海や空の風景と織りなすみなとみらいの美しい景観の中で、子どもから大人までみんなが楽しめる、その時その場でしか出会えないイベントが盛りだくさんです。
横浜・みなとみらいの新しい魅力を体感しに、出かけてみませんか?
##infomation
Live!横浜2024
【期間】11月9 日(土)10 日 (日)16 日(土)17 日(日)
【会場】みなとみらい2 1地区を中心とした都心臨海部
https://liveyokohama.jp
##infomation
みなとみらいSTREET MUSIC
https://musicport-yokohama.jp/street-music/
みなとみらい STREET MUSIC Fes. 2024
【期間】2024年11月9 日(土)10 日(日)16 日(土)
【時 間】11: 00〜17 : 00
【開催場所】
・メイン会場:クイーンズスクエア横浜、横浜ワールドポーターズ
・そのほか会場:みなとみらいの12会場
※会場は変更になる場合があります。
【主催】一般社団法人横浜みなとみらい21