Just Composed 2025 in Yokohama ―現代作曲家シリーズ― メメント・モリ
2025年3月8日(土)、Just Composed 2025 in Yokohama を開催!
「Just Composed in Yokohama ―現代作曲家シリーズ―」は、気鋭の作曲家への新作委嘱、そして過去の委嘱作品の再演を軸として、同時代音楽を未来へ継承するシリーズ企画。1977年に横浜市が開始した「日本の 作曲家シリーズ」を受け継ぎ、1999年に「Just Composed in Yokohama ―現代作曲家シリーズ―」へリニューアルして以来、継続し開催しています。
現在は作曲家 池辺晋一郎、音楽学者 白石美雪に加え、毎年代わる演奏家が選定委員として、毎年気鋭の委嘱作曲家を選定しています。
今回は日本を代表するホルン奏者であり、幅広いジャンルで活躍する福川伸陽が「Just Composed」に初登場。深く柔らかい音から力強い音まで、音色の幅と確かな技術を 持ち、「ホルンのレパートリーの拡大」をライフワークとして、作曲家への新作委嘱や多様な音楽の紹介を積極的に行っています。
今回は「死」に関連する曲目が多く並び、公演の副題は古代から伝わる言葉である「メメント・モリ」。「死を忘れるな」という意味を表すラテン語であり、「誰にでも必ず 訪れる死を意識することで、今を大切に生きる」という意味としても据えられています。福川が「生」や「死」へ込める想いから選曲したプログラムを、注目の演奏家とともにお贈りします。
今年度の委嘱作曲家は、武満徹作曲賞や芥川作曲賞をはじめ様々な賞を受賞し、フランスを拠点に活躍する坂田直樹。様々な編成の室内楽作品を次々に生み出して きた坂田による新曲の世界初演は必聴です。 再演は、もともとソプラノ・フルート・クラリネット・ヴァイオリン・2台ピアノのために書かれた西村 朗《雅歌Ⅱ~聖音を伴う抽象的なヘテロフォニー~》。神山奈々による 編曲で、今回の編成へと新たな命が吹き込まれます。
ホルンの未知の可能性を追求し続ける福川を中心とした、今をときめく音楽家たちによる、ここでしか聴けない演奏をお楽しみください。
【Just Composed 2025選定委員:池辺晋一郎、白石美雪、福川伸陽】
【出演】
ホルン:福川伸陽
ヴィオラ:中 恵菜
ソプラノ:小林沙羅
ピアノ:務川慧悟
【曲目】
オリヴィエ・メシアン:『峡谷から星々へ』より第六曲「恒星の呼び声」【ホルン独奏】
フランシス・プーランク:エレジーFP【ホルン・ピアノ】
坂田直樹:新作(Just Composed 2025 委嘱作品:初演)【ソプラノ・ホルン・ヴィオラ・ピアノ】
フォルケル・ダヴィット・キルヒナー:三つの詩曲【ホルン・ピアノ】
西村朗(神山奈々 編曲):雅歌Ⅱ~聖音を伴う抽象的なヘテロフォニー~(1986年度「日本の作曲家シリーズ」委嘱作品)【ソプラノ・ホルン・ヴィオラ・ピアノ】
リヒャルト・シュトラウス(山本哲也 編曲):四つの最後の歌【ソプラノ・ホルン・ヴィオラ・ピアノ】
【料金】
全席指定
一般:3,000円
大学生:1,500円
高校生以下:1,200円
65歳以上・障がい者手帳をお持ちの方:2,800円
- 開催日
- 2025年03月08日(土)
- 時間
- 15:00開演(14:30開場)
- 施設名
- 横浜みなとみらいホール 小ホール
- 場所
- 横浜市西区みなとみらい2-3-6
- イベントURL
- https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/archive/recommend/2025/03/3496.html
- 問い合わせ先
横浜みなとみらいホールチケットセンター:045-682-2000
営業時間:電話 10:00~17:00/窓口 11:00~19:00(休館日・保守点検日を除く)