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『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

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MarkeZine BOOKS(マーケジン・ブックス)は、激動の時代を生き抜くビジネスパーソンに向けた、マーケティング分野の新しい定番書シリーズです。

書評

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中山さん、コンマケのモヤモヤに答えをください。

【コンマケの誤解】長文、専門用語、画像の多用…それって本当に正解ですか?

 コンテンツマーケターが陥りがちな誤解に、「長い文章は質が高い」「画像をたくさん使えばリッチで高品質」「専門用語を使えば信頼性が上がる」があります。一見もっともらしい考え方に思えますが、これらの思い込みが読者を遠ざけているとしたらどうでしょう? この記事では、コンテンツマーケティングの現場で多発する3つの代表的ミス、それが生じる背景、改善ポイントについて解説します。

誤解が生まれる理由は「下心」で説明がつく

 誤解が生まれてしまう大きな要因を一言で表すと、マーケター(or 書き手)が、博識で賢いと思われたいという「下心」です。難しい言葉を駆使して長文で語ることで、専門家らしさや信頼性をアピールしようとする。しかし、これは読者のニーズを無視した自己満足になりがちです。

 また、「目的と手段を履き違えている」という側面もあります。読者に必要な情報をわかりやすく伝え、行動を促すことが本質なのに、「長く書く」「画像を盛り込む」「専門用語を散りばめる」が目的化してしまい、本来の目的がぼやけてしまう。結果、読まれることのない無価値な文章がネット上に漂うわけです。そのような状況に陥っていないか確認するためにも、具体的なケースを一つひとつ見ていきましょう。

誤解1:長文にするほど質が高くなる

 分厚い資料のほうがなんとなくありがたいという風潮、思い当たりますよね? あれの名残です。しかし、読者が求めているのは、“長さ”ではなく“要点”です。限られた時間で正確に知りたいことがわかるコンテンツこそ、価値があります。そのためには「引き算の発想」で余分な情報を削ぎ落とし、必要なポイントだけを残す必要があります。

 加えて、「文字単価で原稿料が決まる」という報酬体系も一因です。書けば書くほど報酬が増える仕組みならば、ライターは以下の行為に走りがちです。

  • 同じ内容を言い換えたり、わざと長く説明したりする
  • 本題に入る前に詳細すぎる背景や歴史を長々と説明する
  • 「おすすめ***50選」などやたらと長いリストを作る
  • 網羅性が必要ない場面でも、情報をかき集めて網羅的にしてしまう
  • 本題と関係が薄い統計データや引用を多用する
  • 一つの概念を別の表現で何度も説明する
  • 「いかがでしたか?」「それでは次の章に参りましょう」等を差し込む

 解決には、“発注者側の意識改革”が必要です。発注者は文字単価ではなく、記事そのものの価値に基づいて報酬を設定しましょう。文字数の多寡は質を決めません。「この記事は4000字に満たないからもう少し何か足さないと……」と考えるのはもう辞めませんか?

誤解1に陥った文/回避できた文の比較サンプル

【悪い例】

 ダイエットを成功させるためには、食事制限が必要であるとよく言われていますが、実際にはそれだけでは不十分であることが多いです。なぜなら、食事制限だけでカロリーを減らそうとすると、身体が省エネモードに入り、消費エネルギーが減ってしまうため、効果が頭打ちになることがあるからです。また、食事制限は心理的な負担が大きく、ストレスがたまってリバウンドにつながることもあります。そのため、有酸素運動を併用することで、脂肪を効率良く燃焼させ、健康的に体重を減らせるのです。有酸素運動はランニングやウォーキングなど、日常生活にも取り入れやすい方法で行えるため、無理なく続けられるというメリットがあります。食事制限と有酸素運動を組み合わせることで、より効果的なダイエットが可能になります。

【改善例】

 ダイエットを成功させるには、食事制限だけでなく有酸素運動も必要です。食事制限だけでは消費エネルギーが減り、効果が頭打ちになることがあります。有酸素運動を取り入れることで脂肪を効率良く燃焼し、健康的に体重を減らせます。

次のページ
誤解2:画像を多用すればリッチで高品質

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この記事の著者

中山 順司(ナカヤマ ジュンジ)

SEO・ソーシャル・動画の3領域でのコンテンツ企画と制作が得意な生粋のコンテンツクリエイター。ソフトバンク、楽天トラベル、Six Apart、freee、ファベルカンパニーを経て2024年に独立。コンテンツマーケティングを専業とし、オウンドメディアとYouTubeの設計 / 企画 / 執筆 / 編集 / 分析 / 改善 / SEO を幅広く行う。MarkeZine、Web担当者Forum、ねとらぼ、WorkshipMAGAZINE等で執筆しつつ、Content ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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2024/12/13 08:00 https://markezine.jp/article/detail/47733
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