music mania ちばちゃん

12月14日(土)は21時から「第932回」の放送! 12月17日(火)の18時からは「第931回」の再放送! '24.9月から19年目に突入です! 書き込みヨロシク!

第927回ON AIRリスト(①2024年11月9日放送 ②2024年11月19日放送)

 さて、先週の土曜日、このブログを更新してすぐに修学旅行帰りの息子を迎えに高校へ行きました。学校の駐車場はほぼ満車状態。交通整理の警備員も出動していました(笑)。待つこと10分程、帰ってきました! 体調も良さそうで何より。しかし、駐車した位置が不便な場所で、発車するまでに15分程待ちましたね。帰宅してからはテイクアウトしたザイオンさんのスープカレーを食べながら旅行の話を聞かせてもらえました。楽しかったみたいで何よりでした。

 木曜日、天気予報で分かっていたのですが、“ちょっと早い積雪”になりました。タイヤ交換が13日の予約だったので、「やばい」とは思ったのですが、そのまま出勤しました。行きは問題なかったのですが、降り続いた雪のせいで夏タイヤで帰宅できる状態ではなく、タイヤ交換の済んでいたカミさんに迎えに来てもらうことに。当然、車を置いていくので、翌日の金曜日もカミさん頼りになりました。そして、本日土曜日、雪もなくなりやっと車を職場に取りに行きました。予想以上の雪でしたね。ということで、昨日、今シーズン最初の「雪かき」をしました。湿った雪で超重かったですね。

 最近、「北海道にゆかりのあるバンド」の音を聴きたいなと思い、ここ留萌出身の「bloodthirsty butchers」と札幌出身の「eastern youth」の音源を集めることに。コンプリートできたので、いつか番組で紹介できればと思っています。

 ということで、

第927回放送の(’24年11月9日・’24年11月19日)ON AIRリスト

★ HM/HR GUIDE for BIGINNERS

1. STRATOVARIUS / JUST CARRY ON ('05年発表 11th「STRATOVARIUS」)
2. W.A.S.P. / L.O.V.E. MACHINE ('84発表 1st「W.A.S.P.」)

★ VISUAL ROCK LEGENDS

3. Acid Bell / Ride on ('96年発表 1st「SPEAK?」)

★ BAND BOOM MEUSEUM

4. SODOM / ART OF LOVE ('85年発表 2nd「TV MURDER」)

★ MINI SPECIAL of THIS WEEK

5. 米米CLUB / SEXY POWER ('88年発表 4th「GO FUNK」)
6. 米米CLUB / FLANKIE, GET AWAY! ('88年発表 4th「GO FUNK」)

★ MY FAVORITE SONG

7. 和楽器バンド / 八奏絵巻 ('24年発表 BEST「THANKS -八奏ノ音-」)

★ JAPANESE HARD & HEAVY

8. ALDIOUS / Ultimate Melodious ('10年発表 1st「Deep Exceed」)

 今回の目玉は、Acid BellのRide on。このバンドはかなり期待していたのですが…。

1. STRATOVARIUS / JUST CARRY ON

 STRATOVARIUSは82年にフィンランドのヘルシンキで結成されたバンドであります。当初の音楽性はサバスやオジーに影響を受けたハードロックでありました。86年に中心人物となるティモ・トルキが加入するも、ベーシストが流動的で順調な活動とはいえない状況が続きました。89年に1stを発表しデビューを果たしますが、結果を出せずに契約を失ってしまいます。3年後の92年にシーンに復帰し2ndを発表、この3年の空白期間でバンドは大きく成長しファンからの歓迎を受けます。3rdまではトルキがボーカルを兼任し、4thで専任ボーカルとしてティモ・コティペルトが加入、5thからはキーボードに“名手”イェンス・ヨハンソンが加入します。以降、6thがヨーロッパと日本で大ヒットしてからはシーンを代表するバンドとなります。10th発表後の03年末、コティペルトがバンドを脱退し、女性ボーカルの加入が伝えられます。また、トルキが暴漢に襲われたり、心の病で入院するなどがありましたが、05年にコティペルトが復帰、本作品の制作となりました。バンド名を冠した作品ではありますが、これまでの音楽性とは異なり、スピードチューンが1曲もないという作品になりました。結果的にこのアルバムを最後に中心人物であったトルキが脱退するに至ります。
 

2. W.A.S.P. / L.O.V.E. MACHINE

 W.A.S.P.は82年にボーカル、ブラッキー・ローレスを中心にロスで結成されたバンドであります。84年にシングル「Animal(Fuck Like A Beast)」でデビューしますが、タイトルと歌詞が過激なため、所属レコード会社のキャピトル・レコードから発売が許可されず、インディーズのミュージック・フォー・ネイションズから発表されることに。しかし、話題性もあってか全英シングルチャートで83位に達しました。同年、キャピトル・レコードから1st「W.A.S.P.」を発表、問題のシングル曲「Animal」の収録は見送られました。本日の楽曲はその1stの収録曲ですが、見かけの奇抜さからは信じられないほどに楽曲は素晴らしいと思います。結果的に彼等はLAメタルを代表するバンドのひとつになります。過激なパフォーマンスで名を馳せた彼等ですが、音楽は至ってまともであります(笑)。簡単に言うと“ワイルドだけどキャッチー”という音楽性ですね。僕も最初は雑誌などで得た情報から「音楽性も過激なのかな?」なんて思ったのですが、聴いてみるとこのような音楽性でイメージが変わりましたね。ただ、これは僕にとっては“嬉しい驚き”だったかな。とにかく楽曲がキャッチーで、完成度が高いと思いましたね。80年代の音が好きな私は「コレだよコレ!」という感じで大満足でしたね。
 

3. Acid Bell / Ride on

 このAcid Bellというバンドは元Gilles de Raisのギタリスト、JACKとベーシスト、DEEを中心に結成されたバンドであります。所属はYOSHIKIが主催の「エクスタシーレコード」でありました。僕は後期、メジャー進出後のGilles de Raisの音楽性が余り好きではなかったので、購入については「どうしようかなあ?」と悩んだのですが、「エクスタシー」のブランド名に賭けて購入を決定しました。実際に聴いてみると、コレが大当たりでした! まず、ボーカルが非常に良い、何というか、個人的には「気持ちのイイ歌唱」という感じですね。また、Gilles de Raisとはまったく違いますが、シンプルでストレート、かつメロディアスな楽曲が良かったですね。当初はそれ程期待していなかっただけに嬉しい驚きでしたね。96年後半はヘビロテのアルバムでしたね。2ndに超期待したのですが、程なくして解散。発表から30年近くになりますが、今でも「2ndが制作されていたら…」なんてことを妄想してしまいます。
 

4. SODOM / ART OF LOVE

 SODOMはボーカルのZAZIEを中心に81年に結成されたバンドであります。初期はハードコアパンクを演奏しており、1st「聖レクイエム」はその時期の音源であります。その後、音楽性をポジティヴパンクに変更し2nd「T.V.MURDER」を85年に発表します。ポジティヴパンクなのですが、インダストリアル色の強い変則的リズムにZAZIEのひねり出す唸り声のようなヴォーカル、というインパクトの強い個性的なスタイルを特徴であります。ボーカルのZAZIEはアイドル張りのルックスによって女性人気が先行し、所属していたトランス・レコードの追っかけである「トランス・ギャルズ」なる言葉が生み出される中でも飛び抜けた人気を誇っていました。彼等はこの2nd発表後の86年に12インチ「Material Flower」を発表して活動を休止。88年に福富幸宏をメンバーに加えハウスミュージックバンドとして復活することになります。当時の日本で“ハウス”を取り入れたのは彼等が初めてだったのではないでしょうか。ただ、時代を先取りし過ぎた感があるかなあ。
 

5. 米米CLUB / SEXY POWER
6. 米米CLUB / FLANKIE, GET AWAY!

 米米CLUB特集、4週目、この4thは初のトップ10ヒットシングル「KOME KOME WAR」のヒットを受けてのアルバムであります。前作3rdはチャート3位を記録しましたが、「KOME KOME WAR」のヒットもあり一般層にまで名が知られた事もあってか遂にチャート1位を獲得します。この作品は本来の“ファンクバンドとしての米米”を味わえる作品かなと思います。ま、今ではそう思うのですが、発売当時、3rd「KOMEGUNY」のような楽曲を期待していた僕には「アレ?」という感じだったかな。当時は“ファンク”というものを知らなかったので。僕の周りの友人もほぼほぼ同じ感想でしたね。確かにファンクなんか知っている人はいませんでしたからね。そんな感想になるでしょう。僕がこの作品を再評価したのは“ファンク”がどのような音というのを知ってから、つまり30過ぎてからです。個人的には“ファンクな米米”の最高傑作かなと思っております。
 

7. 和楽器バンド / 八奏絵巻

 本年12月末を持って無期限活動休止となる和楽器バンドの最新ベストアルバムからの新曲を紹介してみました。この「八奏絵巻」という曲名は彼等の2ndアルバム名と同じですね。そういえばアルバムにはタイトル曲が収録されていませんでした。僕が和楽器バンドを知ったのは2ndが「チャート1位になった」という芸能ニュースで初めて存在を知りました。「ロック+和楽器」という組み合わせに興味が沸き、早速、音源を購入したところ。「やられた!」となりましたね。僕が感心したのは“楽器のバランス”ですかね。和楽器を前面に出し過ぎずに、という部分が「考えているなあ」と感心しました。基本にドラムサウンドやギターサウンドがあって、彩で和楽器というところがGOODです。また、ボーカルの鈴華さんが歌唱力もルックスも良かった、というのが最高でした(笑)。この演奏でボーカルがペケなら台無しですからね。個人的にはオリンピックなどの国際的な場での演奏や紅白での演奏が観てみたかったのですが。知名度が上がれば、爆発的に売れると思ったのですがね。
 

8. ALDIOUS / Ultimate Melodious

 現在のジャパニーズメタルシーンにおける「ガールズメタルブーム」の礎を作ったのは間違いなくこのALDIOUSでしょう。“ガールズ”という部分だけでは彼女達の登場以前にaphasiaなんかもメジャーシーンで活動していましたが、メタルというよりハードロックでありました。僕にとって“本格的なメタル”を奏でるガールズバンドは彼女達が初めてでしたね。驚いたのは楽曲の良さと演奏力。特に演奏力に関しては言われなければ女性が演奏しているとは判らないと思います。僕が若い頃、バンドブーム期のガールズバンドは“演奏力がイマイチ”というのがほとんどでしたが、今のコは本当に上手いですね。このALDIOUSの成功でガールズメタルバンドの隆盛が始まったと思います。僕もこの10数年、数々の魅力的なガールズメタルバンドに出会いました。そのキッカケを作ってくれた彼女達に感謝ですね。そんなALDIOUSですが、メンバーの脱退などが相次ぎ、ここ最近は活動が停滞しております。アルバムに関しては6年も発表されていません。そろそろ新作を聴きたいと願っているファンも多いのではないでしょうか。
 
 次回は「AEROSMITH」が登場します!

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