まなめはうす

良いニュースで、良い人生を。

私のお気に入りの本2016

私のお気に入りの本2008 150冊
私のお気に入りの本2009 73冊
私のお気に入りの本2010 54冊
私のお気に入りの本2011 91冊
私のお気に入りの本2012 60冊
私のお気に入りの本2013 53冊
私のお気に入りの本2014 33冊
私のお気に入りの本2015 65冊


今年は184冊読みました。3月までに100冊超えていたもののペースをポケモンGOが出たこともあってペースが落ちても昨年の倍以上で過去最高。2017年は週に一冊読めればそれで良いのです。が、図書館で常に予約枠35冊いっぱいまで予約しているとそれを消化するだけで手いっぱいに…。一時期は嫁の15枠も使わせていただいたりしましたね。無茶はいけません。良い本は読み返したり、一冊読んだら一つブログを書くくらいでちょうどいいと思います。


★ブロガーは全員読め!

長らくニュースサイトをやっていたものだから「情報を発信する人の立場」で読んでしまうんですよ。そうなったときに同じ発信者、なんて言ったらステージが違いすぎるけれど、聞き手のことを考えて発信するんですよ。イメージできる読者ってのが何人かいて、その人が何を好きか、何が分からないか、そういうのが頭に入っていると、インプットの時点でどうアウトプットしてやろうか考えて情報収集できるんです。巡回して良いものがあったら紹介するのが基本だけれど、そこに「疑問」があると、考えながら巡回し、アウトプットをイメージするんですよ。頷くこといっぱいなので、SNSやブログで誰もが情報発信するこの時代、みんなが読めば良い本だと思いました。


★哲学×バキの最強入門書!真理と真理のぶつかり合い!

もうね、著者がバキを好き過ぎるってことが圧倒的に伝わってくる。フォントいじりもここまでくると清々しく、何よりしっかりした哲学入門書であり、純粋に哲学の面白さを感じ取ることができた。私自身ブログ論が大好きで良く書いてきたのだけれど、自分の考え方が「デリタ」に一番近いなって知ることができた。要は、読み手が理解したものが真実ってことで、発信者がどう思っていたかなぞは伝わらないものだってこと。自分が都合のいいように読み取ってしまう自分がいるのに、相手には自分の意図通りに伝わって欲しいとか私は甘いと思ってて、その人にとっての解釈におまかせするところが多い。だからこそ、解釈の問題だからという逃げ道が叩かれても自分を気楽にしてくれる一つの作用にもなったりすると思うのだけれど。人それぞれの立場で考えるのにもこの本は役立つんじゃないかな!哲学って、面白ッ!


★最高のビジネススクールを体験せよ!

タイトルはそのままの意味で、ハーバードでは選択した国にツアーで見学をするイベントがあるらしく、そこで一番人気になっているのが日本だと言う。その人気を支えているのがツアーを先導する日本人生徒達の努力であるが、今なお一番人気であり続けていられるのか、外から日本の魅力、何よりビジネススクールの教材として見る日本企業の魅力に、いち日本人として嬉しくなれる一冊である。個人的には、ビジネススクールってこういうことをやっているのかと知れたのが一番良かったです。私も若かりし頃にMBAのゴホンゴホン


★トッププロ11人が将棋ソフトについて語るという衝撃

不屈の棋士 (講談社現代新書)
大川 慎太郎
講談社
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人工知能がどんどん発達していき、将棋でも電王戦でももう人間が勝つのは難しいのではと思ってしまうほどの結果となってきているこの今、そう「この今」に、羽生善治、渡辺明、勝又清和、西尾明、千田翔太、山崎隆之、村山慈明、森内俊之、糸谷哲郎、佐藤康光、行方尚史の11人が将棋ソフトについて語ったということが本当に素晴らしいことだと思います。それぞれがそれぞれの意見を持っていて話としても面白いし、今この時点での意見として聞いておいて、数年後にまたその時のトッププロがどう思うのかを聞いて、本になったら良いなと思うのです。


★最強ヒロイン加藤恵!!

ラノベ枠、メジャーなところで申し訳ないが今年は冴えカノ以外に考えられない。アニメは2015年1~3月で、二期は2017年4月からと合間の期間にもかかわらず、私の中では冴えカノに熱い一年だった。というか、あの加藤恵に会いたくて一巻から最新刊まで一気に読み返して最高の日々を送ったので。ほんと当初は中身よりも丸戸さんのイベント目当てで積んでいたなんて思えないハマり方をしたなぁと今更ながらに思うのですが、読んでいる間はただひたすらハッピーです。丸戸さんありがとうございます。一生ついていきます。


紹介した5冊は2016年に発売した本にほぼ限定してみましたが、過去に出た本で今年読んで良かった本は以下の通り。興味あるタイトルがありましたらどうぞ。

  • 貯金兄弟
  • 儚い羊たちの祝宴
  • 古代から現代まで2時間で学ぶ 戦略の教室---生き抜くための勝利の全法則
  • おもしろいゲームシナリオの作り方 ―41の人気ゲームに学ぶ企画構成テクニック
  • 成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?
  • ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学
  • 投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

    ★おまけ:嫁の今年の一冊


    今年も一冊お願いしますと頼んだら意気揚々とこれを取り出してきて、
    「ミステリー小説。普通隕石が決まった場所に落ちてくることなんてないのに、毎年隕石が落ちてくるという島がある。そこに隕石が落ちてくる頃にオーナーがさまざまな招待客を集め、起こる殺人事件。彼らはなぜ集められたのか、誰が殺したのか、隕石はどこにいったのか!?」
    と、私が読みたがるようなあらすじを言って=煽っていったので今すごく読みたいです><



    良い本で良い人生を。
    2017年も良い本に出会えますように。