ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]
【マクノスケ】
アメコミの帝王スタン・リー先生の「スパイダーマン」「ハルク」「Xメン」「デアデビル」に続く映画化最新作「ファンタスティック・フォー」!
見て参りましたーっ!(今回も鼻息荒いぞーっ!)
で、まあ、お話の大まかな展開は想像していた通りだったんですが、うーん。もしかしてこの映画って「ガンロック」あ、いや、シング…というかベンが主人公?いや、今、映画化すると、やっぱりテーマ的に、こういう方向性で描かれるのは凄く良くわかるし、途中2回ほど落涙してしまうシーンもあったので、これはこれで良いとは思うんですねー。
で、もってカッコイイ部門はヒューマン・トーチが、若者ウケするエキストリーム・スポーツ・シーンを織り交ぜながら、アクションシーンでも炎で空飛んじゃったりして、ひとりでおいしいところを独占。 一方、お色気&恋愛部門はスーことインビジブルウーマンが「脱ぎまくって(?)」サービスしてくれているんですが…、
ちょっと待ったぁーーーーーーーーっ!!
主役はミスター・ファンテスティックじゃなかったのかーっ?
…って、これがですねー。ゴム人間なだけに、活躍すればするほど笑っちゃうんですよねー。アニメで放送されていた時は、もっと格好良かったような記憶があるんですけど、やっぱり実写でビヨ~~~~ンっていう描写は、どう描いてもカッコ良く見えないのが、ちょっぴり悲しかったかなあ。ピクサーの「ミスターインクレディブル」の公開で、本家が手を抜けないとばかりに特撮シーンが増えたとの話ですが、それが返って良くなかったんじゃあ…。演じているヨアン・グリフィズが、なんだかとっても可哀想に思えるシーンもあったりして、ちょっと複雑な気もしました。でもまあ、なんだかんだ言っても全体的には楽しめて良かったんですけどね。(笑)
で、7時過ぎに帰宅したら、実家でちょっと事件が起きていて、再び帰って来た時には、すでに10時を回っておりましてですねー。
いやー疲れました。とは言え、オークションで落札した「momoko」とamazonに注文した「チャーリーとチョコレート工場」のサントラが届いていて、疲れも半減!いや、ホント、いろいろ慌ただしい1日でした。
【マクタロウ】
私なんかの世代ですと「ゴームズ」の方が、なじみがあるんですけど、さすがにそんな邦題は付けられませんでしたね。作品は、アニメ(やコミック)を観ていた人達の疑問に答えるかのような作り。
「手が伸びちゃったり、火だるまになったり、体が消えた時に服はどうなってるの?」とか、「ベン(原作では「THE THING」、ついガンロックって呼んじゃう)だけあの姿ってのはか わいそう」とか、そういう「真面目に考えるとちょっと気になる」部分を丁寧に描いていることは好感が持てたのだけど、それがこの作品の良くない点にもなっているように思う。
主人公達の心情を描くことに時間を掛けすぎたために、悪役の魅力を引き出せずに終わっていたり(本来、一番盛り上がるべきラストの対決がショボすぎる)、ベンの悲哀を描くあまり、主人公(「ミスター・ファンタスティック」、ゴームズさん)が目立たない、など(主人公の能力が見た目にもカッコ悪いってのはどうかなあ)。
今回は(「2」もあるとすれば)「誕生編」と位置づけているのでしょうが、もう少しバランス良く描けていればなあ。
ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005)
FANTASTIC FOUR
メディア 映画
上映時間 106分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2005/09/17
ジャンル アクション/アドベンチャー/SF
4人の愛 4つのパワー 1つの使命。
監督:ティム・ストーリー
出演:ヨアン・グリフィズ/リード・リチャーズ/Mr.ファンタスティック
ジェシカ・アルバ/スー・ストーム/インビジブル・ウーマン
クリス・エヴァンス/ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ
マイケル・チクリス/ベン・グリム/ザ・シング
ジュリアン・マクマホン/ビクター・バン・ドゥーム/Dr.ドゥーム
ケリー・ワシントン /アリシア・マスターズ
ハミッシュ・リンクレイター/レオナード
ローリー・ホールデン/デビー・マクルヴェーン
デヴィッド・パーカー/アーニー
ケヴィン・マクナルティ/ジミー・オフーリハン
マリア・メノウノス
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