2024.12.29

武田神社に幸先詣でに行って来ました!

コンスタンティン

2005年04月16日(Sat) 19:12
映画 2
20050416-001.jpg

ちょいねたバレしていますのでご注意を!!

【マクノスケ】
清水まで見に行って来ました。
思っていたよりはおもしろかったっていう感じですね。
「ヘルボーイ」ファン的には、いきなり冒頭からねたがかぶっていて
「おぉ~!」と思いましたが、全体的には「エンド・オブ・デイズ」や
「ヴァン・ヘルシング」「デビルマン」に近い部分もあり、
それはそれで好きな世界観なので、それなりに燃えました。
ただ「神と悪魔の間で翻弄される人間」…という物語の設定が、
いささか手あかが付いた印象があり、もう10年早かったら、
もっと話題になっていたんじゃないかと思ってみたりもしました。

観賞後、ふと思ったのは「善」と「悪」を選択出来る人間が、
一番おいしい存在なんじゃないかということ。(笑)
その点ガブリエルは人間臭いキャラクターでおもしろかったですね。役者も好演!
でもラストの方のファッションはどういうコンセプトであれになったんだろう?

しかし「ヘルボーイ」にも登場したあの「アイテム」が、
いったいどんな威力をもっているのかが判断に苦しむところ…。
牛には影響を与えても人間には与えないのかなあ?
まあ、そんな野暮な話は置いておいて、マクタロウとも話になったんですが、
もう少し「オカルト」的な映像も欲しかったかな。

やっぱり最近のハリウッドはアクション重視という印象を拭えませんでした。
キャストは気になる俳優のピーター・ストーメアさん
(マーク・ハミルが悪役を演じた「ハミルトン」という作品で主役を演じていました。
最近では「マイノリティ・リポート」で目医者を好演。)が、
おいしい役をやっていてグッと来ちゃいました。

でも一番おいしかったのは、エンドロールが終わったあとで登場する彼かしら?
まあ、話の途中で「もしかしたら彼も?」って思わせるところは2~3あるんですが、
まさか最後の最後にこういうシーンがあるとは思わなかったので、
なかなか粋だなあと思ったりして。


【マクタロウ】
キリスト教をネタにした、人間界をめぐる神と悪魔の戦い。
私の大好きなテーマであります。
運命の槍(ロンギヌスの槍)、銀の十字架を溶かして作った弾丸、
十字架をかたどった銃、そしてオカルト探偵(?)の主人公。
天使ガブリエル、サタン・・・美味しいネタの宝庫です。

ああ・・だけど全てが上辺だけ、ただの「ネタ」にしかなっていない悲しさよ。
監督はミュージックビデオ出身の新人らしいのですが、
変なビジュアルに陥らず、かなり普通に演出している点は好感を持ちましたが、
せっかく上質のネタを仕入れたのに、味付けが悪くて台無しにしてしまいました。
この作品の場合「アクション風味」ではなく、もっと「オカルト風味」に
味付けするべきだったのではないか、と私は思うのです。
もっと怪しさが欲しかったのです。
また、小道具の紹介一つとっても、こだわりが感じられません。
執着心が感じられないのです。
ただ仕事をこなしているだけ。

このような作品は、こだわりを持った監督(「バットマン」のティム・バートン、
「ヘルボーイ」のギレルモ・デルトロなど)がやらないと、
つまらないものになってしまうと言う事を改めて証明してしまったようです。

コンスタンティン(2005)
CONSTANTINE
メディア 映画
上映時間 121分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2005/04/16
ジャンル アクション/サスペンス/ファンタジー
天国と地獄のエージェント
出演:キアヌ・リーヴス/ジョン・コンスタンティン
レイチェル・ワイズ/アンジェラ・ドッドソン/イザベル・ドッドソン
シャイア・ラブーフ/チャズ
ジャイモン・フンスー/パパ・ミッドナイト
マックス・ベイカー/ビーマン
プルイット・テイラー・ヴィンス/ヘネシー神父
ティルダ・スウィントン/天使ガブリエル(ハーフ・ブリード)
ギャヴィン・ロズデイル/バルサザール(ハーフ・ブリード)
ピーター・ストーメア/サタン(ルシファー)



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Comments 2

There are no comments yet.

A  

あまりにつまらなかったので、エンドロールの途中で出てきちゃいました。その後にもオチがあるなんて知らなかった・・・

2005/04/23 (Sat) 10:35

マクノスケ  

ねたバレ掲示板の方にオチを書いておきますね。

2005/04/25 (Mon) 14:22

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