映画「グリーン・ブック」
マクタロウと近所のシネコンに映画「グリーン・ブック」を見に行ってきました。
「ロード・オブ・ザ・リング」ファンの私としては、アラゴルンアラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが主役&海外ドラマ「4400」で知ったマハーシャラ・アリの共演が楽しみでもあり公開されたら、絶対に見ようと思っていた1本!
アカデミー賞も作品賞、脚本賞、助演男優賞を獲っただけにさらに期待が高まっていたんですけど、これが想像以上に良い作品でもう涙ととうとうと出て顔はぐちゃぐちゃ、胸は静かな感動が押し寄せて来て、見終わったあとこれ以上にない至福が訪れて映画って良いなあと満足感でいっぱいです。
ポスターのキャッチコピー「行こうぜ、相棒。あんたにしかできないことがある。」「1962年、天才黒人ピアニストは、粗野なイタリア系用心棒を雇い[黒人専用ガイドブック=グリーン・ブック]を頼りに、敢えて差別が色濃い南部へのコンサーツ\とツアーに繰り出す。旅の終わりに待ち受ける奇跡とは?まさかの実話!」がなんとも安っぽくて情けなること請け合い!
確かに差別はテーマになってますが、これ人間の結びつきや孤独を強烈に描き出しており、肌の色や経済的豊かさより人にとって必要ななものは何かを明確に描いていて、脚本賞を獲ったのも頷けます。この脚本の巧さに主役のヴィゴと助演のアリさんの演技が的確に味付けされていて、申し分ありませんでした!
しかしヴィゴも役のためとは言え良くあれだけ太りましたねえ。きっとあっという間に減量出来ちゃうんだろうなあ。私も見習いたい!!そしてアリさん。あのはにかむようないつもの笑みも生きてましたね。本当にピアノが達者に見えるところも凄い!ネットなどの記事によるとドクの家族から事実と違うような訴えがあるようなんですけど、もうこの際、映画は映画。割り切って見れば良いんじゃないのと思うくらいの出来の良さでした。
来週は「スパイダーマン:スパイダーバース」を見たいなと思っているんですが、これにアリさん、声の出演しているんですよね。先週の「アリータ:バトル・エンジェル」にもアリさん出ていたし…3週連続でアリさんの作品を見れる事こそ奇跡なんじゃないかと思っております!
グリーンブック
劇場公開日 2019年3月1日
解説
人種差別が色濃く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人ジャズピアニストとイタリア系白人運転手の2人が旅を続けるなかで友情を深めていく姿を、実話をもとに描き、第91回アカデミー作品賞を受賞したドラマ。1962年、ニューヨークの高級クラブで用心棒として働くトニー・リップは、粗野で無教養だが口が達者で、何かと周囲から頼りにされていた。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリーに運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。トニー役に「イースタン・プロミス」のビゴ・モーテンセン、ドクター・シャーリー役に「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ。トニー・リップ(本名トニー・バレロンガ)の実の息子であるニック・バレロンガが製作・脚本を手がけ、父とドクター・シャーリーの友情の物語を映画化した。監督は、「メリーに首ったけ」などコメディ映画を得意としてきたファレリー兄弟の兄ピーター・ファレリー。アカデミー賞では全5部門でノミネートされ、作品賞のほか脚本賞、助演男優賞を受賞した。
スタッフ
監督ピーター・ファレリー 製作ジム・バーク
チャールズ・B・ウェスラー
ブライアン・カリー
ピーター・ファレリー
キャスト
ビゴ・モーテンセン(トニー・“リップ”・バレロンガ)
マハーシャラ・アリ(ドクター・ドナルド・シャーリー)
リンダ・カーデリニ(ドロレス)
ディミテル・D・マリノフ(オレグ)
マイク・ハットン(ジョージ)
作品データ
原題 Green Book
製作年 2018年
製作国 アメリカ
配給 ギャガ
上映時間 130分
映倫区分 G
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