チャンネルNECOで「惑星大戦争」

2016年12月10日(Sat) 17:52

2016年12月20日(Sat) 17:52

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映画テレビ

12月10日の土曜日の夜。
マクタロウがチャンネルを合わせて見る！と言うので（笑）
スカパーの「チャンネルNECO」でいっしょに見ました。
なんでも東映が「宇宙からのメッセージ」を作ったのと同じで
「スター・ウォーズ」公開前に東宝が便乗で作ったSF特撮映画！

ルーク＝森田健作、レイア＝浅野ゆう子、ハン＝沖雅也、
オビワン＝池辺良とも思えるのですが…
どうみても筋書きは「宇宙戦艦ヤマト」！（笑）
古代＝森田健作、雪＝浅野ゆう子、島＝沖雅也、沖田艦長＝池辺良なんだなあ。
しかも調べたら、東宝の「海底軍艦」のリメイクなんだそうで。
だから轟天号もどきが出てくるんですね。
デスラー総統にあたる地球侵略宇宙人はローマ帝国みたいな甲冑つけてるし、
帆船みたいな宇宙船にミニUFO軍団とコテコテ過ぎるーー！
年老いた母星を捨てて、自分の星そっくりな地球を戴いちゃおうってことで
侵略を開始するんですけど、このダサイ宇宙人はその前に、下調べして、
池辺良が開発中の秘密兵器を先に潰しておこうと博士の家を襲ったり、
博士の娘をさらったりするわけですよ。
でもって、さらった娘（浅野ゆう子）にボンデージ風のホットパンツを
着せちゃうと言う…やっちまったぜー的な展開。（爆笑）
そして森田健作と沖雅也が浅野ゆう子に惚れているという三角関係なんですな。
しかも森田健作が外国に行ってるすきに、沖と浅野が婚約してると来たもんだ！
で、轟天号で宇宙へ行って敵と戦うわけですけど…
主人公は森田健作だから、もうね。セリフやら行動やら、
沖雅也、死亡フラグ立ち過ぎで笑うっきゃないって状態。
しかも特撮シーンは、マクタロウが言うには、今までの特撮映画の使い回しが多いとか？
どんだけ間に合ってない…て言うか、とってつけた映画なんだ－！
いや、まあ、そういうところをツッコミながら楽しく見ちゃったんですけどね。

新しく撮った特撮シーンも…
戦闘機の発射装置がリボルバー式って！！
斬新すぎないか！
しかもあとからそこからミサイルだかなんだか武器が出ちゃうってどうなってんだか？
そういう後先のことを全く考えてないおおらかなところも当時感満載で楽しかった。
大滝秀治さんや平田昭彦さんも最初の方に出て真面目に芝居をしてるんですけど、
この内容で申し訳ないーと私が謝りたいくらいでしたが、それを言うと、
最初から最後までニヒルな演技で決めてくれる池辺良も頑張ってました。
そして！沖雅也！！カッコ良かったんだなーと改めて思いましたよ。
V3の宮内さんも出てるんですけど、ちょっと出番が少なすぎて残念でした。
まさかこの頃、森田健作が、これから32年後に
千葉県知事になってるなんて誰も想像してなかったでしょうねえ。
いやー宇宙からのメッセージが、何倍もよく見える映画があったとは！
…って宇宙からのメッセージもかなりな設定なんですけど
特撮も野心的に頑張っていて、最後ほろっとさせられるんで侮れませんよ！（笑）

「宇宙からのメッセージ」の感想
http://makunosukefc2.blog53.fc2.com/blog-entry-1754.html

惑星大戦争(1977)
THE WAR IN SPACE
メディア映画
上映時間 91分
製作国日本
公開情報劇場公開(東宝)
初公開年月 1977/12/17
ジャンル特撮／ＳＦ／アドベンチャー
監督：福田純
製作：田中友幸田中文雄
原案：神宮寺八郎
脚本：中西隆三　永原秀一
撮影：逢沢譲
美術：薩谷和夫
編集：池田美千子
音楽：津島利章
特技・撮影：山本武
特技・美術：井上泰幸
特技監督：中野昭慶

出演：森田健作三好孝次（轟天パイロット）
浅野ゆう子滝川ジュン（轟天通信員）
沖雅也室井礼介（宇宙戦闘機パイロット）
池部良滝川正人（轟天艦長）
新克利三笠忠
宮内洋冬木和夫（宇宙戦闘機パイロット）
デビッド・ペーレンジミー（パイロット）
兼松隆日下鉄夫
大滝秀治松沢博士
平田昭彦大石（国防軍司令）
ウィリアム・ロスシュミット博士
森田川利一石山
睦五郎ヘル
橋本功研究員
遠藤剛研究員
中山昭二国防軍幕僚
山本亘轟天操縦士
直木悠轟天副操縦士
竹村洋介轟天通信士
末宮慎一轟天通信士
川端真二轟天管制員
吉田耕一轟天管制員
早田文次轟天管制員
江藤純一轟天パイロット
村嶋修轟天パイロット
大谷進轟天パイロット
瀬戸山功レーダー係
菊地大湊吾郎